アロマテラピーに初めて挑戦する場合、どのように活用したらいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、アロマテラピーは初めて!という方のために、アロマテラピーに欠かせない精油(エッセンシャルオイル)の簡単な使い方や楽しみ方、注意点についてお伝えします。
そもそもアロマテラピーとは?
まず始めに、アロマテラピーがどんなものであるかを理解しておきましょう。
アロマテラピーとは、植物から抽出された香り成分である精油を使って、病気の治療や予防、心と身体の健康の保持、リラクゼーション、ストレス解消を目的とする芳香療法です。
アロマテラピーという言葉自体は、20世紀の初めにフランスの化学者、ルネ=モーリス・ガット・フォセによって生み出されましたが、芳香療法の歴史は古代エジプト時代にまで遡ります。
現代では、医療や介護の現場などでもアロマテラピーが取り入れられ、新たな治療法として注目されています。
気軽にできるアロマテラピー
アロマテラピーは治療として用いられる一方で、精油さえあれば誰でも気軽に試すことができます。
アロマテラピーに初めて挑戦する方におすすめしたい、簡単な精油の使用方法をご紹介しましょう。
ハンカチ、ティッシュに垂らしてみよう
お好みの精油を1〜2滴、ハンカチやティッシュペーパーに垂らせば、簡単に芳香浴ができます。
就寝時に枕元に置く、勉強や仕事時に机に置く、カバンやポケットに入れて持ち歩くといった使い方ができます。
アロマディフューザーのような専用の機械を持っていない方でも、手軽にアロマテラピーが楽しめるのでおすすめです。
ただし、ハンカチを使用する場合はシミになる可能性もあるので、注意してください。
おすすめの精油
- 安眠効果
- ラベンダー、オレンジスイート、ベルガモット、サンダルウッドなど
- 眠気覚まし、気分転換
- ペパーミント、レモングラス、グレープフルーツ、ローズマリー、ユーカリなど
タオルに染み込ませ身体に当ててみよう
精油成分を染み込ませたタオルを身体に当てるという使い方もできます。
冷水または熱湯を張った洗面器に、精油を1〜3滴垂らします。
洗面器にタオルを入れてよく染み込ませたら、内側に折りたたんで優しく絞り、不調がある部分に当てましょう。
ただし、粘膜など皮膚が弱い部分には当てないでください。
おすすめの精油
- 目、肩、腰の疲れ(温タオル)
- ラベンダー、ベルガモット、ローズマリーなど
- 筋肉疲労、お酒の飲み過ぎ(冷タオル)
- ローズマリー、ペパーミントなど
- 月経痛(温タオル)
ローズマリー、クラリーセージ、スイートマジョラムなど
マグカップに垂らして嗅いでみよう
熱湯を注いだマグカップに精油を1〜3滴垂らし、深呼吸しながら蒸気を鼻や口から吸い込む方法もあります。
ハンカチやティッシュに垂らす方法と似ていますが、こちらは蒸気を吸うことで直接、鼻や口に働きかけます。
おすすめの精油
- お部屋の消臭に
- ペパーミント、ラベンダー、レモンなど
- 免疫力をアップさせたい
- ティーツリー、ラヴィンツァラ、ユーカリ・ラディアタなど
- 女性ホルモンを整えたい
- ゼラニウム、クラリセージ、ローズオットーなど
アロマバスに浸かってみよう
バスタブに湯を張り、好みの精油を1〜5滴ほど垂らせば、アロマバスの出来上がり。
入浴効果も相まって、心身をリラックスさせるにはうってつけです。
精油の種類によって、皮膚には刺激が強いものもあるので、初めのうちは入れるのは1〜2滴ほどにしましょう。
おすすめの精油
- リラックスしたい
- ラベンダー、ローズ、ジャスミンなど
- 美肌になりたい
- サンダルウッド、カモミールなど
- 気分をリフレッシュしたい
- オレンジスイート、ジュニパーベリーなど
アロマを使って掃除しよう
精油には殺菌や抗菌、消臭、防虫、防カビの作用があるものも多いので、掃除に活用するのもおすすめです。
精油を2〜3滴垂らした水に浸した雑巾で拭き掃除をするか、アロマスプレーを作って吹きかけてから軽く濡れ吹きをしましょう。
アロマスプレーの作り方
スプレー容器に、水100mg、クエン酸1g、お好みの精油10〜20滴を入れ、混ぜ合わせる。
おすすめの精油
- 除菌したい
- ペパーミント、ローズマリー、ティーツリーなど
- 消臭したい
- ペパーミント、レモン、ラベンダーなど
- 油汚れを落としたい
- オレンジスイート、レモン、ベルガモットなど
- 防虫したい
- レモングラス、サンダルウッドなど
- カビを防ぎたい
- ユーカリ、ティーツリーなど
コスメやスキンケア用品を作ってみよう
精油を使って好きな香りのコスメを作るのも、アロマテラピーの楽しみです。
簡単にできる精油を使ったアロマ化粧水の作り方をご紹介します。
アロマ化粧水の作り方
材料(50ml分)
スプレー容器、精製水45ml、グリセリン5ml、精油1〜2滴
手順
- ボトル容器にグリセリンを入れる
- 精油を1~2滴垂らし、軽く容器を振り混ぜ合わせる
- 精製水45mlを加え、よく容器を振り混ぜ合わせたら完成
おすすめの精油
- 普通肌の方
- フレンチラベンダー、ゼラニウム、イランイランなど
- 乾燥肌の方
- ローズウッド、カモミール・ローマン、フランキンセンスなど
- 脂性肌・混合肌の方
- ローズマリー、サイプレス、ティーツリーなど
- 敏感肌の方
- フレンチラベンダー、ローズ・オットー、ネロリなど
初めてのアロマテラピーで注意すべき精油の使い方
アロマテラピー初心者が陥りがちな失敗があります。
それは、精油(エッセンシャルオイル)と間違えて、アロマオイルを使ってしまうこと。
精油とは、100%天然素材で、混ぜものが一切入っていないものを指します。
一方、アロマオイルは、人工香料やアルコールといった混合物が、人工的に加えられているものを指すのです。
精油と表記できるのは100%天然素材のオイルのみなので、購入する際は、商品パッケージの表記と原料をしっかりと確認しましょう。
初めてアロマテラピーを学ぶなら、アロマスクールがおすすめ
これまで、初めてのアロマテラピーにおすすめのアロマ活用法をご紹介してきました。
アロマテラピーは自宅にあるもので簡単に始められますが、より効果的なアロマテラピーを行いたい場合は、専門的な知識が必要になります。
精油を使いこなし、アロマテラピーで自分や周りの人の心身のトラブルを解消したいという方は、アロマスクールで本格的に学んでみてはいかがでしょうか。
アロマ&ハーブスクールのパルファムであれば、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター講座や、NARD認定アロマ・アドバイザー講座といった、初めてでもしっかり知識を身につけられる講座が受講できます。
パルファムでは、好きな日時で予約できるフリータイム制が取り入れられ、忙しい方でも通いやすくなっているので、ぜひ無料体験レッスンを検討してみてくださいね。
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