ビルや病院、お店に入って、アロマの良い香りが漂ってくると、ホッと気持ちが和み、癒されたという経験はありませんか?
アロマテラピーに使われる精油は、それぞれプロフィールが異なります。
その正しい精油の知識やプロフィールを知って、オリジナルの香りをブレンドすることができるのがアロマブレンドデザイナーです。
ここでは、そんなアロマブレンドデザイナーの資格の取得方法について解説していきます。
アロマブレンドデザイナーとは
アロマブレンドデザイナーとは、アロマ環境協会20周年にあたり、本科資格であるインストラクターやセラピストに加え特設された専科コースのひとつです。
アロマブレンドデザイナーの資格を取得して、香りの空間演出や精油の深い知識を一般の方に広げていく活動を行えます。
アロマブレンドデザイナーを取得するために学ぶこと
アロマブレンドデザイナーの資格を取得するためには、精油のブレンド技術に対する基礎知識が必要です。
そのためには香りの特徴や持続性、印象を精油ごとにまとめていく精油のパレット、実習やクリエーション、実際に創作した香りをどのような空間やシーンに活かすかなど、アロマテラピーの精油について詳しく学んでいきます。
認定スクールなどで、講師やほかの生徒と学ぶことで、よりひとつの精油の知識が深くなり、精油に対する世界観が広がるメリットがあります。
学習時間も全部で20時間とたっぷり精油について学習することができます。
参考URL:
アロマブレンドデザイナー|(公社)日本アロマ環境協会
アロマブレンドデザイナーを取得するためのポイント
続いては、アロマブレンドデザイナーを取得するまでのポイントについて解説していきます。
主なポイントは以下の2点です。
- AEAJの検定・資格制度を理解する。
- 資格の申請受付期間を知っておく
それぞれ見ていきましょう。
AEAJの検定・資格制度を理解する
AEAJの検定や資格は次のような流れになっています。
アロマテラピー検定 | |||
1級 | 2級 | ||
アロマテラピーアドバイザー | |||
本科 | 専科 | ||
アロマインストラクター | アロマセラピスト | アロマブレンドデザイナー | アロマハンドセラピスト |
アロマテラピー検定の1級からアロマテラピーアドバイザー資格を取ることやAEAJに入会していることがアロマブレンドデザイナーの認定条件となりますので、注意が必要です。
資格の申請受付期間を知っておく
アロマブレンドデザイナーの資格を取得するためには、標準カリキュラムを受講した履修証明書の提出だけでなく、資格登録認定料を申請受付期間までに支払う必要があります。
アロマブレンドデザイナーは年に4回の申請受付があり、期間が決まっています。
受付期間は4月、7月、10月、1月のそれぞれ15日から末日となっているので、手続き期間を間違えないようにしましょう。
参考URL:
アロマブレンドデザイナー|(公社)日本アロマ環境協会
アロマブレンドデザイナー取得に必要なもの
ここからは、アロマブレンドデザイナーの取得で必要になるものを解説していきます。
主に以下になります。
- アロマテラピー1級の取得
- AEAJへの入会
- アロマテラピーアドバイザーの資格取得
- 資格取得のための申請
それぞれ詳しく紹介していきましょう。
最初にアロマテラピー1級の取得
アロマテラピー1級の資格取得には、受験料6,600円(税込)が必要となります。
2級との併願の場合には13,200円(税込)が必要です。
学習のために公式テキストや問題集を準備する場合には、テキスト代としてさらに2,640円(税込)かかるほか、精油の香りテスト用のキットも購入しておくのがベストです。
精油の香りテスト用のキットに関しては、3000円ほどで購入することができます。
AEAJへの入会
アロマブレンドデザイナーを取得するには、AEAJに入会する必要があります。
AEAJに入会するためには初年度のみ入会金10,000円(不課税)、年会費が12,000円(不課税)かかります。
資格の継続のために必要な年会費ですが、提携店舗での商品価格が割り引かれたり、アロマテラピーを使った活動の支援やアロマテラピーに関する新しい情報を無料の広報誌で自宅へ届けてもらえたり、アロマのイベントへ招待してもらえたりなどメリットもたくさんあります。
参考URL:
入会案内|(公社)日本アロマ環境協会
アロマテラピーアドバイザーの資格取得
アロマテラピー1級の取得が完了したら、アロマテラピーアドバイザーの資格の取得のために、アロマテラピーアドバイザー認定講習会に出席しましょう。
講習会には、認定スクールもしくは、AEAJ直接開催する講習会があります。
講習会はテキスト代(550円)を含んだ、5,236円(税込)が必要です。
また資格登録認定料として10,450円(税込)の費用が掛かるので、準備しておきましょう。
資格取得のための申請
アロマブレンドデザイナーの資格を取るためには、認定学校で標準カリキュラム認定申請をする必要があります。
受講後に認定スクールから「標準カリキュラム履修証明書」が発行されるので、履修証明書と資格登録認定料を合わせて申請期間締め切り日までに支払います。
認定スクールでの受講料に加え、資格登録認定料5,500円(税込)が必要になります。
履修証明書の有効期限が5年間と決まっているので、期限が切れる前に早めに登録することが大切です。
標準カリキュラムを終了した日から5年を過ぎてしまったときには、再度標準カリキュラムを受講しなおし、履修証明書を再提出するようになります。
アロマブレンドデザイナーの取得のメリット
アロマブレンドデザイナーになるための方法や費用について解説したところで、最後に取得することのメリットについて解説していきましょう。
自宅や職場でオリジナルのフレグランスを楽しめる
アロマテラピーは天然の香りを楽しみ、美容や健康に役立てることができます。
良い香りは空間の癒し効果はもちろん、精油の効能を知っておくことで、状況に合わせた精油をブレンドできるようになります。
アロマブレンドデザイナーの資格を取得することで、精油の詳しい知識とともに、相乗効果が期待で切る精油を作れるようになるのが魅力のひとつです。
たとえばルームフレグランスを自分で制作したり、講師となって一般の方にクラフト制作を通してアロマのすばらしさを伝えたりすることができます。
自宅の玄関や寝室に合わせた香りを楽しんだり、職場である店舗のイメージに合わせた精油をブレンドして、オリジナルの香りを楽しんだり演出することができるようになります。
病院や介護施設などで働いている方の場合、病院の待合室やサロンに優しい香りを漂わせることで、患者さんや利用者さんのリラックス効果を期待することもできるのです。
サロンなどを開業できる
アロマブレンドデザイナーの資格を取得後、サロンを開業するときには、一般の方にクラフト教室を開催したり、その人に合わせたフレグランスの提案をしたりすることもできます。
また他業種の店舗からアロマの香りの空間設定ができるようになるので、仕事の幅が広がります。
精油の深い知識を身につけてアロマを語る人材になれる
アロマセラピー知識を身につけると、香りの持つプロフィールや効能を一般や社会の人に伝えることができ、安全な使い方やその場所や人に合わせた精油、アロマテラピーの正しい使い方を伝えることができるようになります。
アロマアドバイザーやアロマブレンドデザイナーをはじめ、本科資格であるアロマインストラクター資格などより深いアロマの知識を学ぶことで、自分自身の生活が豊かになります。
そうえ自身が講師という立場になって、アロマテラピーをたくさんの人に普及させることができますよ。
まとめ
ここでは、アロマブレンドデザイナーの資格の取得方法や、取得した後のメリットについて詳しく解説してきました。
いかがでしたでしょうか。
アロマブレンドデザイナーは、現在就いている職業にプラスして活かすこともできる資格です。
また、自分が講師という立場も目指すことができるのもポイントですね。
アロマブレンドデザイナーに少しでも興味を持った方は、まずはアロマスクールパルファムで本格アロマテラピーの体験をしてみてくださいね。
アロマセラピストになるための資格(AEAJ)についてはこちら
>>アロマテラピーインストラクター講座にご興味がある方はこちらへ
>>本格アロマテラピーの体験はこちらへ
無料アロマ体験
- 日時
- 本日から3日後以降の下記時間帯
10:00~11:30、12:00~13:30、14:00~15:30 - 持ち物
- 手ぶらでお気軽にお越しください
- 費用
- 無料
- 内容
-
- ヒアリング
- アロマ講座
- アロマグッズ作成
- カウンセリング
- 場所
- 〒160-0004
東京都新宿区四谷4丁目32−4 四谷4丁目32番4号ビル 4階
https://maps.app.goo.gl/CBbVWQGg5Jr5v5jP6
「アロマやスクールの雰囲気を体験したい」
「アロマには興味があるけど、まだ具体的な目標はない」など、疑問や不安があったらまずはパルファムへお気軽にお越しください。皆さんの疑問や不安をすっきりさせます。
約90分程度でアロマやハーブの体験、講座内容や受講システムなども詳しく解説!