腰の痛みに悩んでいませんか?腰痛を放置すると慢性化する恐れがあります。アロマの薬理作用を活用し、腰痛の原因に応じた香りで痛みの緩和・解消を図りましょう。
今回は腰痛の原因や痛みの解消・緩和をサポートするアロマの香りを紹介します。
そもそも腰痛の原因は?
腰痛を治すには、まずは原因を知ることが大切です。
腰痛にはさまざまな要因が考えられます。多くの場合、腰痛は以下の要因が蓄積したり複雑に絡み合ったりして発症することが多いです。
- 身体的な疲労
- 過度なストレス
- 自律神経の機能低下
- 背骨の歪み
身体的な疲労
筋肉が凝っていたり疲労が溜まっていたりすると血液の流れが悪くなり、腰回りの筋肉が固まる原因になるため腰痛を引き起こします。
仕事柄同じ姿勢が長時間続いてしまう方や生活習慣の乱れている方、運動不足の方、肥満の方などは身体的な疲労が溜まりやすいので注意が必要です。
過度なストレス
過度な精神的ストレスは脳機能に不具合を生じさせ、身体の不調を引き起こす原因になります。代表的な症状には不眠や頭痛、動機、吐き気などが挙げられますが、腰痛もそのひとつです。
また、過度なストレスは疲労を蓄積させる原因にもなります。
自律神経の機能低下
神経系のひとつである自律神経の機能が低下すると、睡眠の質や血行が悪くなりストレスや疲労を蓄積してしまうので腰痛の原因になります。
背骨の歪み
背骨の歪みは全身のバランスを悪くし、腰への負担を大きくしたり、変な筋肉の使い方をして疲労が溜まってしまったりします。また、背骨を通る神経系の流れが悪くなり自律神経の機能低下も招きます。
日頃から猫背の方や姿勢の悪い方は背骨が歪む原因になるので注意しましょう。
腰痛を放置すると慢性化する恐れがある
腰痛解消のために安静にすることは大切ですが、腰痛を放置して身体を動かさなくなると精神的ストレスが溜まったり血行が悪くなったりするため、痛みを長引かせ慢性化させる恐れがあります。
また、ストレスが続くと痛みを抑える脳の神経が機能低下して神経過敏となり、さらに腰痛を感じて動かなくなるという悪循環を生んでしまいます。
腰痛を慢性化させないためには、腰痛と向き合い原因を解消することが大切です。
疾患による慢性腰痛の可能性もある
腰痛を感じてから3〜6ヶ月以上経っている場合、慢性腰痛の可能性があります。
慢性腰痛の原因は、上記のような心理的・身体的要因ではなく、脊柱管狭さく症や椎間板ヘルニア、腰椎分離症・すべり症、変形性脊椎症、骨粗しょう症などの疾患によるものです。
腰痛を改善するには疾患の治療が必要なので、病院に行って相談しましょう。
腰痛の解消をサポートするアロマ
アロマには、腰痛の原因となるストレスの蓄積や自律神経の乱れ、血行不良にはたらきかける香りがあります。腰痛の解消をサポートするアロマを紹介します。
オレンジスウィートでストレスを緩和する
オレンジスウィートの香りは、リラックスを促すはたらきが強いためストレスの緩和に役立ちます。爽やかな香りで前向きな気持ちになるため、リフレッシュや気分転換したいときにもおすすめです。
また血行促進も期待でき、就寝前に使用することで安眠に誘います。
リラックスをもたらしストレス緩和したい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▶︎アロマと嗅覚と心の関係とは?リラックスをもたらすメカニズム
ベルガモットで自律神経を整える
ベルガモットの香りには鎮静という成分が含まれており、自律神経を整えリラックスをもたらすはたらきが期待できます。また、柑橘類の爽やかな香りにはリフレッシュや食欲改善も期待できます。
自律神経を整えたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▶︎アロマと自律神経の関係とは?オイルトリートメントで心身を「ととのえる。」
マジョラムスイートで血行を促す
マジョラムスイートには血管を拡張し血流を促進させるはたらきが期待できます。自律神経にもはたらきかけ、ストレス緩和にも役立ちます。
血行の流れを促したい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
▶︎アロマで目指す体質改善!血行促進におすすめのアロマオイルと使い方
痛みや炎症の緩和に役立つアロマ
腰の痛みを緩和させたい場合は、鎮静作用のある成分を含む香りを選びましょう。
以下の表には、鎮静作用のある成分と各成分含む香りをまとめています。
鎮静作用のある成分 | 成分を含む香り |
β-ビネン | ベルガモット、レモン、ローズマリー、バジル など |
ミルセン | ジンジャー、ローズマリー、グレープフルーツ、マージョラム など |
酢酸リナリル | ベルガモット、ラベンダー、ネロリ、ローズウッド など |
1.8-シネオール | バジル、レモンユーカリ、ペパーミント、ローズマリー など |
シトラール | ゼラニウム、レモングラス、スイートオレンジ、レモンユーカリ など |
シトロネラール | レモンユーカリ、レモングラス など |
ジンゲロール | ジンジャー など |
鎮静作用のある香りは、痛みや炎症にはたらきかけるため腰痛の緩和に役立ちます。
アロマの楽しみ方
腰痛の解消に効果的なアロマの楽しみ方を紹介します。
- 空間に香らせる
- マッサージや入浴で肌に浸透させる
空間に香らせる
ディフューザーなどを使ってアロマの香りを空間に香らせるだけでも、アロマの芳香成分が心身にはたらきかけてくれます。ディフューザーがない方は、精油を1、2滴ティッシュに垂らしたり、アロマスプレーで吹きかけたりするだけでも室内の香りが変わります。
アロマスプレーは自分で簡単に作ることができるので、下記記事を参考にしてください。
▶︎アロマスプレーの作り方・使い方は?おすすめのブレンドレシピも紹介
マッサージや入浴で肌に浸透させる
精油の成分は、嗅覚だけでなく皮膚からも体内に吸収することができます。アロマを使ってマッサージや入浴をすることで、精油の成分を鼻と肌から吸収でき、それに加えてマッサージや入浴によるリラックス効果や血行促進、疲労回復といった相乗効果も得られます。
アロマを使ったマッサージや入浴の方法は以下の記事を参考にしてください。
▶︎アロマオイルを使ったマッサージとは?やり方や注意点を解説
▶︎アロマバスで心身の疲れを癒す
まとめ
今回は、腰痛に悩んでいる方におすすめなアロマの香りを紹介しました。
アロマに使われる精油には、腰痛の原因にはたらきかける香りや痛みや炎症の緩和が期待できる香りがあります。これらの精油を活用することで、アロマの香りに癒やされながら腰痛の緩和・解消を促すことが期待できます。
東京のアロマスクール「パルファム」では、精油の薬理作用や精油成分が人体に作用するしくみなどを勉強し、心身の不調に役立てるアロマテラピーや暮らしにアロマを取り入れる方法を学ぶことができます。
アロマの香りで心身をケアしたい方や日々の生活を豊かにしたい方など、少しでも興味のある方は、ぜひ無料の資料請求をお申し込みください。無料体験レッスンへのお越しもお待ちしております。
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