アロマで目指す体質改善!血行促進におすすめのアロマオイルと使い方

寒くて乾燥する季節は冷えに悩まされる、そんな人も多いですよね。

服を着こんだり暖房をつけたりと、物理的に温めることに加え、血行を促進して体の内側から温めることができれば、それに越したことはありません。

アロマオイルは、体質改善にも役立てることができること、ご存知でしたか?

今回は、血行促進に役立つアロマをご紹介していきます。

気になる冷えやむくみ…もしかしたら血行不良が原因かも

人の体にはたくさんの血液が流れています。

血液の役割は、栄養分や酸素を体中に運ぶこと、そして老廃物や二酸化炭素を処理器官に運ぶことです。

そのため、血行が悪くなると、栄養分が体に行きわたらず、老廃物が蓄積されてしまいます。

血行不良の結果、冷え性やむくみ、肩こりといった不調が発生するでしょう。

気になる冷えやむくみは、もしかすると血行不良が原因かもしれません。

それだけにとどまらず、血行不良が進行することにより、脂質異常や動脈硬化、脳梗塞など、命にかかわる疾患にまで発展することもあります。

血行不良となる主な原因

血行不良の大きな原因は、運動不足です。

筋肉は血液の循環をサポートするポンプのような役割を担っているため、筋力の低下は血液を送り出す力の低下につながります。

デスクワークなど長時間同じ姿勢を続けていると血行不良になりやすいため、特に意識的に運動習慣をつける必要があります。

食生活の乱れも、血行不良の要因のひとつ。

脂質の多いものを食べすぎると、流れにくいドロドロの血液になってしまいます。

また、栄養バランスが悪いと、必要な栄養素が足りず、血の巡りが悪くなるでしょう。

血行の改善にアロマが役立つって本当?

血行の改善にアロマが役立つって本当?アロマに血行改善のイメージはないかもしれませんが、アロマの中には血行を促したりリラックス作用により血管を拡張させたりする働きをするものもあります。

アロマの芳香成分が、皮膚や呼吸器に加え、脳からも体質改善をサポート。

血行不良の改善にも、アロマオイルを役立てることもできるでしょう。

血行促進により、冷えやむくみを改善したり、緩和したりすることにもつながります。

血液のめぐりをよくする!血行促進作用のある精油を紹介

血行促進のために取り入れたい代表的なアロマオイルをいくつか紹介します。成分や作用などを解説するため、参考にしてみてください。

ジンジャー

生姜は冷え性改善に役立つ定番の食べ物ですが、ジンジャーのアロマオイルにも、全身の血液を活性化させ、体を温める働きがあります。

消化器系や循環器系に働きかけ、体の外側と内側両方から体を温めることができるでしょう。

食材の生姜をより濃くしたようなスパイシーな香りで、爽快感があります。

マッサージやアロマバスといった使い方がおすすめです。

ブラックペッパー

ブラックペッパーは、体を温め血液の流れをよくする効果があり、肩こりや関節痛などの痛みを和らげる効果が期待できます。

消化器系の働きをサポートするため、内側と外側の両面から体を温めることができるのが特徴です。

スパ―シーな香りですがくせが少ないため、他の香りとブレンドするのもいいでしょう。

セルライトケアにも効果があるとされており、むくみケアやスリミング対策に使うのもおすすめです。

マジョラムスイート

マジョラムスイートは、自律神経のバランスを整え血管を拡張し、血流を促すアロマオイルです。

ラベンダーやローズマリーとのブレンドなら、冷え解消により効果的。

炎症や痛みを抑える作用もあるため、肩こりや生理痛にも役立ちます。

ややスパイシーで温かみを感じさせる香りは、ストレス解消にもいいでしょう。

ローズマリー

抗酸化作用があり薬用に使われるローズマリーにも、血液循環を促進する作用があります。

心臓の拍動を強めるため、低血圧や手足の冷えなどの解消にもつながります。

ただし、血圧を上げる作用もあるため、高血圧の人は避けておきましょう。

すっきりした香りで、集中力や活力を高めたいときにも最適。

アロマバスに活用することで、体の中から温まります。

今日から始めたい♪血行促進におすすめのアロマテラピー

今日から始めたい♪血行促進におすすめのアロマテラピー血行促進に役立つアロマテラピーを3つご紹介します。

毎日の習慣に…冷え性を解消するあったかアロマバス

温熱効果とアロマの効果を両方得られるアロマバスは、毎日の習慣にするのがおすすめです。

アロマバスソルトをぬるめのお湯に入れてよく混ぜ、10分程度浸かりましょう。

アロマバスソルトの作り方は、天然塩大さじ2に対し、アロマオイル1〜5滴混ぜるだけ。

人によりアロマで感じる刺激は異なるため、始めは1滴で様子を見て、最大5滴まで増やすようにしましょう。

天然塩を混ぜる理由は、精油はお湯やお水にほとんど溶けないので、お風呂に入れても混ざりにくいためです。

天然塩を混ぜることでお湯に混ざりやすくなる効果があります。

さらに、天然塩の保湿効果で、体がしっかりと温まるでしょう。

日中の冷え対策に!足湯でポカポカ体を温めて

冷えが気になるなら、アロマバスソルトを溶かした湯で足湯をするのがいいでしょう。

洗面器などにお湯を入れ、天然塩大さじ1とアロマオイル1~2滴で作ったアロマバスオイルをしっかり溶かします。

10分ほど足を入れて温めれば、体全体がじんわりとポカポカしてくるでしょう。

体がだるい、足が疲れたというときにもおすすめです。

冷えとむくみの解消に役立つアロマトリートメント

アロマとオイルでマッサージするアロマトリートメントは、冷えとむくみ解消に役立ちます。

マッサージオイルは、スイートアーモンドオイル30mlにアロマオイルを6滴混ぜて作ります。

マッサージオイルを手に取り、足や腕を適度に圧をかけながらマッサージしましょう。

マッサージにおすすめのアロマは、マジョラムスイートやジンジャーです。

揉むなどして温めるようにマッサージして、冷えとむくみを解消してください。

アロマの力を借りて理想のカラダづくりを始めませんか?

血行促進は、むくみや冷えの解消だけでなく、病気の予防にも重要です。

体の中からのアプローチとして、アロマの力を活用するのもひとつの方法。

アロマ専門スクール『パルファム』では、心と体を癒すメディカルアロマを学ぶことができます。

通学とオンラインの2つの方法があり、アクセスや時間などの希望に合わせた選択も可能です。

アロマやハーブの知識を身に付けることができる無料体験レッスンもあるので、まずはこちらから参加するのもいいでしょう。

アロマの知識を深めて、理想のカラダ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

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