アロマテラピー(アロマ)とは?基本から初心者におすすめの楽しみ方までご紹介

香りを楽しむアロマテラピーには心身へのさまざまな作用があり、うまく生活に取り入れることで人生を豊かにしてくれます。今回はそんなアロマテラピーについて知っておきたい基本をわかりやすくまとめました。

また、初心者の方におすすめの香りや楽しみ方などについてもご紹介していますので、アロマに興味を持ちはじめたばかりの方もぜひ最後まで目を通してみてください。

アロマテラピー(アロマ)とは?

一般的に「アロマ」と呼ばれ多くの方に親しまれている「アロマテラピー」は、「Aroma(芳香)」と「Therapy(療法)」を組み合わせた造語です。

アロマテラピーでは、植物から抽出した精油の香り成分を、心身の健康や美容に役立てていきます。

AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)が定義しているアロマテラピーの目的は以下の3つです。

  • 心と身体のリラックスやリフレッシュを促す
  • 心と身体の健康を保ち、豊かな毎日を過ごす
  • 心と身体のバランスを整え、本来の美しさを引き出す

アロマテラピーの歴史

アロマテラピーのはじまりは、紀元前3000年頃にまで遡ります。古代エジプトではお香やハーブティー、ハーブオイルなどといった形で香りが楽しまれていました。

中世の頃からはバラの精油やバラ水が流行りはじめます。

現代のアロマテラピーの概念が生まれたのは1930年頃のフランスで、ヤケドの処置にラベンダーの精油を使ったことがきっかけ。フランスを中心に研究が進められたアロマテラピーが、1980年代頃から日本にも広まりはじめました。

詳しくは以下の記事でも解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

関連記事:アロマと植物の歴史|古代や中世におけるアロマテラピーとは

アロマテラピーのはたらきと仕組みを知ろう

アロマテラピーがどのような仕組みで心身にさまざまな作用をもたらすのか、詳しくみていきましょう。

精油の芳香成分は、感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」や自律神経に大きく関わる「視床下部」にダイレクトに伝わります。これにより、緊張をほぐしてリラックスできたり、ホルモン分泌を整えたりといった作用が期待できるのです。

香りが体に伝わるメカニズム

また、スキンケアやエステ、マッサージに精油を取り入れることで成分が皮膚から吸収され、血行促進や保湿作用などといったはたらきも期待できることがわかっています。

アロマテラピーにおすすめの香り

「アロマテラピーを試してみたいけど、どの香りがいいのかわからない」という方に、気分に合わせたおすすめの香りを3つご紹介します。

代表的な香りから試してみるところからスタートして、どんどん自分好みの香りを見つけていくのがおすすめです。

心も体もリラックスしたいときは「ラベンダー」

心に余裕がないときやなんだかイライラしてしまうとき、寝たいのに体が緊張して寝られないときなど、心身ともにリラックスしたいときには、優しい「ラベンダー」のアロマオイルがおすすめ。

ラベンダーの香りには、自律神経のバランスを整えるはたらきがあります。気分を安定させる副交感神経を優位にし、ストレスを和らげてくれます。

明るい気持ちになりたいときは「オレンジスイート」

気分が落ち込んでしまっているときや、明るい気持ちになりたいときには、爽やかな「オレンジスイート」のアロマオイルがおすすめです。その名のとおりオレンジの柑橘系の香りで、アクティブで前向きな気持ちになれます。

万人受けする香りなので、普段使いにもおすすめです。

集中力をアップさせたいときは「ローズマリー」

勉強や仕事など、ここぞというタイミングで集中したいときには、すっきりとしたハーブの香りが特徴的な「ローズマリー」のアロマオイルがおすすめです。

芳香成分が脳の神経伝達物質を活性化することで、記憶力や集中力を向上させると言われています。

どの香りとも相性がよいため、上級者は好きな香りのアロマオイルとブレンドして楽しむのもいいでしょう。

手軽に取り入れられるアロマテラピーの楽しみ方

おすすめのアロマオイルがわかったところで、アロマディフューザーやマッサージオイルがなくても楽しめるアロマテラピーの方法をご紹介していきます。

ハンカチに数滴

普段持ち歩いているハンカチに、好きな香りのアロマオイルを数滴たらします。香りを楽しみたいときはハンカチを取り出し、香るようにすうっと深呼吸をしてみましょう。きっと気持ちが切り替わります。

お湯を入れたマグカップに数滴

湯気が立つ程度のお湯を入れたマグカップに好きな香りのアロマオイルを数滴たらせば、デスクワーク中や勉強中にもアロマの香りを楽しむことができます。

湯船に入れてアロマバスに

1日のリラックスタイムとして、湯船に好きな香りのアロマオイルを数滴入れて混ぜるのもおすすめ。浴室中に香りが行き渡り、気分がリフレッシュできるでしょう。ただし、アロマオイルには肌への刺激が強いものもあるため、注意して選びましょう。

アロマテラピーをもっと身近に感じてみませんか?

今回はアロマテラピーの基本について解説しました。香りは心身ともに安定をもたらします。日々の生活にぜひアロマテラピーを取り入れてみてくださいね。

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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