アロマの資格を取得しようと思うと、色々な試験があってどれを取得すればいいか迷ってしまいますよね。
アロマの試験の難易度は、易しいものから難しいものまで難易度に幅があります。また、試験内容も筆記試験に限らず、口述試験や実技試験もあるので、覚える能力だけでなく説明する能力も求められます。
そんなアロマの資格試験について、今回は試験の難易度と試験内容を解説していきます。
受けるアロマの試験によって難易度は異なる
アロマの試験は、受ける試験によって合格率が約70%~90%と難易度に幅があります。また、受ける試験によっては受験資格が必要になる資格試験があります。
合格ラインについては、80%以上の正答率で合格となる試験が多いです。
NARD JAPANは合格率を公表していない
NARD JAPANは合格率を公表していませんが、その理由として、合格率を気にせずに自然に学んでほしいという想いがあります。
ただ、NARD認定のアロマスクールで合格率を公表する場合があります。
また、筆記試験における合格ラインは正答率80%以上が求められます。
NRAD JAPANのアロマの試験
NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)は、ホームケアから専門分野まで幅広く情報を提供する機構です。
今回はその中から、アロマ・アドバイザー、アロマ・インストラクター、アロマ・セラピスト、アロマ・トレーナーについて解説します。
【参考URL】
https://www.nardjapan.gr.jp/qualification
アロマ・アドバイザー
NARD JAPANのアロマ・アドバイザーの試験内容は、筆記試験のみとなります。出題範囲が広く、記述問題もあるのでしっかり勉強しておく必要があります。
しかし、筆記試験のみなので他のNARD JAPANの試験と比べると、難易度はそれほど高くないと言えます。
この資格を取ることができれば、アロマショップなどでも知識を利用した適切なアドバイスが可能になります。
NARDJAPANアロマ・インストラクター
アロマ・インストラクターの試験内容は、1次試験に筆記試験、1次試験に合格すると2次試験に口述試験があります。
口述試験では、試験日の約10日前に届く課題を15分間で説明します。口述試験は、出された課題を10人前後の人前で分かりやすく説明するため、人によってはかなりの難易度になることが予想されます。
この資格があれば、アロマ・アドバイザーコースの講師になる申請も可能です。
NARDJAPANアロマ・セラピスト
アロマ・セラピストの試験内容は、1次試験に筆記試験、2次試験に口述試験と実技試験があります。
受験資格には、NARD JAPANが指定するカリキュラムを修了し、かつ、30症例の施術レポート提出が必要です。口述試験に加え、実技試験もあるので難易度は高めです。
この資格は、より高度なアロマのスキルを身につける目的で受けます。
NARDJAPANアロマ・トレーナー
アロマ・トレーナーの試験内容は、1次試験に筆記試験、2次試験に口述試験があります。
こちらも口述試験があるため、人前で話すのが苦手な方には難易度が高くなることが予想されます。
難易度は非常に高く、何年も試験を受け続ける方もいらっしゃいます。
AEAJのアロマの検定
公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)は、内閣府から公益認定を受けた唯一の公益法人です。
そのAEAJが主催するアロマの検定・資格は全8種類あります。
その中から、アロマテラピー検定1級・2級、アロマテラピーアドバイザー・アロマテラピーインストラクター・アロマセラピストの試験内容を解説します。
【参考URL】
https://www.aromakankyo.or.jp/aeaj/
アロマテラピー検定1・2級
アロマテラピー検定の試験内容は、マークシート方式の筆記テストと香りテストがあります。
2級は、香りテストで10種類、筆記テストはアロマテラピーの基礎が中心に出題されます。
1級は、香りテストで17種類、筆記テストは2級の知識とトリートメントの方法・アロマテラピーに関する法律などが出題されます。
問題数は2級が全55問で制限時間は50分。1級が全70問で制限時間は70分です。
2級1級ともに合格率90%ですので、難易度は低いです。
補足として、2級を資格を取得せずに1級の試験を受験することが可能です。
参考本を丸々覚えて挑むよりも、試験問題集をしっかり解いて勉強するのがおすすめです。
AEAJアロマテラピーアドバイザー
アロマテラピーアドバイザーには資格試験はありません。
アロマテラピー検定1級に合格、AEAJに入会したうえで、アロマテラピーアドバイザー認定講習を受講すると、無条件で資格が取得できます。
より専門的な知識を活かして、アロマショップなどで働くことができるようになります。
ただし、アロマテラピーアドバイザーの資格を取得するには、必ずAEAJの会員にならなくてはならないので注意しましょう。
【参考URL】
https://www.aromakankyo.or.jp/licences/adviser/entry/
AEAJアロマテラピーインストラクター
アロマテラピーアドバイザーに合格し、必須履修科目を修了した後に受験できるのがアロマテラピーインストラクターの試験です。
試験内容は、マークシート方式の筆記試験のみとなります。筆記試験には、4択問題や文章の穴埋め問題、図を使った設問が出題されます。また、この試験には香りテストはありません。
問題数は全70問で制限時間は80分です。
合格率は70%~80%なので、中難易度の試験になります。
この資格があれば、アロマテラピースクールなどで講師として働くことも可能になります。
AEAJアロマセラピスト
アロマセラピストの試験は、学科試験に合格した後、2年2ヶ月以内にトリートメント実技試験とカルテ演習を修了する必要があります。
問題数は全80問で制限時間は80分です。アロマテラピーインストラクターの資格所持者は、問題数が45問になります。
合格率は70%~80%ですが、実技試験やカルテ演習があるので、アロマテラピーインストラクターより、やや難易度は高くなっています。
この資格があれば、一般の人に全身のアロマテラピートリートメントを行うことができるので、サロン勤務や経営が出来るようになります。
まとめ
以上、アロマの試験の難易度と試験内容についてお伝えしました。
試験時間も短い試験で50分、長い試験になると120分になるので、試験勉強だけでなく、集中力や問題を解く順番などにも気を付けたいところです。
口述試験でも、人前で緊張してしまう方は早めに対策を取っておく必要があります。
AEAJもNARD JAPANも日本全国に認定スクールがあるので、お近くのスクールを探しておくと、スムーズに勉強することができます。
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