アロマテラピーとは自然療法の一つで、香りが持つ力でリラックス効果などをもたらしてくれるもの。
この記事では、自然療法とは何なのか、そしてアロマテラピーはどのような魅力を持つものなのかをご紹介します。
アロマテラピー(自然療法)の魅力
それでは、アロマテラピーはどのような自然療法なのか、そしてどんな魅力を持っているのかということを見ていきましょう。
そもそも自然療法とは何なのか
「自然療法(ナチュロパシー)」とは、「自然医学」とも呼ばれているもので、人間の体がもともと持っている自然治癒力を生かして健康を維持する、もしくは病気を治そうとする医学のことを指しています。
食事や運動、感情、環境などによって健康が左右される、という考えを持つ自然療法では、空気や水、光、熱など、原則として自然にあるものを生かすことが基本。
自然にあるものを生かした、さまざまな方法を用いることが特徴となっており、例としては「アロマテラピー」をはじめ、「生活指導」「カウンセリング」「食事指導」「ハーブ製品やそのほかの栄養補助食品」「心理療法およびカウンセリング」など多くのものが挙げられます。
アロマテラピーの魅力
アロマテラピーとは、「精油を使った自然療法」。
アロマテラピーで使用するオイルは300種類以上もありますので、そのときの気分によって使用する香りを変えられるのが大きな魅力と言えるでしょう。
この香りは嗅覚を含めた五感に働きかけてくれ、癒しをもたらしてくれることが、アロマテラピーが愛される理由。また、手軽に始められるのも魅力です。
アロマテラピー(自然療法)が誕生した経緯
「アロマテラピー」という言葉ができたのは比較的最近ですが、香りを使った治療は古代エジプトでも用いられていたと言われています。「医学と治療の神」とたたえられたイムホテップという医師が、植物からとった油や膏薬を使用していたようです。
そして、1920年ごろ活躍したフランス人科学者のルネ・モーリス・ガットフォセが実験中に負ったやけどにラベンダーの精油をつけたところ、やけどはすっかり治り、その回復の早さに驚きました。
ここから、ガットフォセは精油の研究を始め、その弟子だったマルグリット・モーリー夫人により精油とマッサージを組み合わせた方法をイギリスに広められました。ここから、自然療法としてのアロマテラピーの歴史が始まったと考えられています。
アロマテラピーの効果・効能
人間が持つ五感の中で、脳にダイレクトに伝わるのは「嗅覚」です。嗅覚が香りの成分を情報としてキャッチすると、大脳にその情報が伝えられ、「香り」として感じられます。
この香りによる刺激で、集中力を高めたり、鎮静効果をもたらしてリラックスしたりします。そのため、どんな効果を期待するかによってオイルを使い分けましょう。例えばラベンダーやカモマイルなど「鎮静系」は心を静めてくれるため、イライラや不安、不眠を感じる時におすすめですし、ペパーミントやレモンなどは集中力が低下している時におすすめの「刺激系」。すっきりした気分をもたらしてくれます。
また、アロマオイルを用いたトリートメントなどにより、精油の成分が皮膚を通して働きかけられることもわかってきています。
アロマテラピー(自然療法)でできること
好みの香りに包まれると、心身ともにリラックスできますよね。ストレスが多い現代社会では、心や体の緊張を解きほぐしてあげるのは必要なことです。このように、アロマテラピーは、普段の生活の中で健康や美容に役立てられています。
よく用いられているのが「吸入法(芳香浴)」と呼ばれる使い方。ハンカチなどに精油を1〜2滴落とし、机の上や枕もとなどにおいて手軽に楽しめます。また、アロマポットやアロマライトを利用している人も多いかもしれませんね。
他にも、入浴時にお湯に精油を数滴入れて入浴する「アロマバス」と呼ばれる方法もあります。ハンドバスやフットバスを行う時にもアロマオイルを利用するとリラックス効果などが得られるでしょう。
また、近年ではエステや家庭の他にも、アロマテラピーはさまざまな場所で使われるようになってきました。例えば、コンサートや演劇などの「舞台効果」として香りを用いるケースや、絵の展覧会などでも取り入れられることもあります。
アロマテラピーに関係する仕事
アロマテラピーに関係する仕事はさまざまなものがあります。
アロマセラピスト
アロマセラピストとは、精油について正しい知識をアドバイスしていく、アロマオイルを使用してトリートメントを行う、「癒し」をもたらすお仕事。数多くある精油の種類と特性を正しく理解することはもちろんですが、その精油が人体に対して与える影響など、生理学の知識についても正確に身につけておく必要があります。
専門のアロマサロンだけではなく、ホテルや温泉施設などでもアロマトリートメントを提供しているところがありますし、また、病院やさまざまな治療施設でも補助サービスとしてアロマトリートメントを取り入れているところが増えてきています。
アロマアドバイザー
アロマテラピーと精油の基礎から、アロマでスキンケアを行う方法、リラックスする方法、体質改善を行うためのアロマテラピーなど、リラクゼーションやリフレッシュといった、アロマテラピーの作用に関する幅広い知識を持ち、その知識を伝えて行くのがアロマアドバイザーの役割。
仕事の内容としては、専門のアロマショップでお客さまの要望を聞いてぴったりのアロマオイルを選ぶことや、どのようなアロマオイルを使ったら良いかをアドバイスを行うこと。「アロマのプロ」としてアドバイスを行い、販売を行うのが主な仕事となります。
アロマインストラクター
アロマインストラクターとは、精油の使用方法だけではなく、薬理作用や解剖生理学、病態生理学まで幅広い知識を身につけることにより、アロマテラピーによりさまざまな症状にアプローチできる「アロマテラピーのエキスパート」という立場です。
アロマインストラクターの仕事としては、アロマテラピーに関する幅広い知識を生かして、アロマテラピーに興味を持っている人を対象としたスクールを開く、もしくは認定スクールの講師を務めることも可能。中には自分でアロマサロンを開き、アロマテラピーの魅力をさまざまな人に伝えることもできます。
まとめ
自然療法のひとつであり、多くの人が取り入れているアロマテラピー。
このアロマテラピーに関わる仕事をするには、香りに関する知識はもちろんのこと、生理学などに関する知識も必要となります。
そのため、取得のために必要な知識は膨大なものとなるため、アロマテラピーに関わる資格の取得をするには、専門学校に通うのがおすすめです。
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