アロマは免疫力アップに効果的?関係性とおすすめの精油について

感染症の猛威に苦しんだこの数年、健康的で元気に過ごせるよう、免疫力を高める行動を日々取っている方も多くいるでしょう。

その中には、アロマを使用して免疫力を高めるのに役立てているという方もいます。

ここでは、アロマと免疫力の関係に加え、免疫力アップにおすすめの精油や使い方をご紹介します。

免疫力を高めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

アロマテラピーと免疫力の関係

アロマテラピーと免疫力の関係

私たち人間の体は、自律神経・ホルモン分泌・免疫の3つが上手にバランスを取り合うことで健康を維持できています。

しかし、ストレスや疲労が蓄積したり、睡眠不足になったりといった状態になると、これらのバランスが上手く保てなくなり免疫機能が低下してしまうのです。

アロマテラピーで使用する精油の中には、抗うつ作用鎮静作用、抗不安作用など、さまざまなはたらきを持つものが多く存在しているため、免疫力を高める際に役立つといわれています。

精油を使ってマッサージをしたり、芳香浴をしたりすると心身ともにリラックスされるので、ストレス解消にもつながり、免疫力を上げるのに役立ちます。

免疫力を上げたいときにおすすめの精油

免疫力を上げたいときにおすすめの精油

アロマの精油には、免疫力アップが期待できる成分を多く含むものがあります。

免疫力を上げたいときにおすすめの精油を4種類ご紹介しましょう。

ティートリー

ティートリーといえば韓国をはじめ、日本でもさまざまな化粧品やパックなどに使用されている植物なので、聞き馴染みのある方も多くいるでしょう。

鎮静作用といったイメージが強いティートリーは、免疫刺激作用に加え、抗炎症抗菌抗ウイルス作用などの成分である「テルピネン4オール」が30~50%も含まれています。

そのため、オーストラリアの原住民は、このティートリーの葉を使って感染症を起こしている創傷を治すのに役立てていたなど古くから重宝されている植物です。

ラベンダー

ハーブとして知られるラベンダーは、「万能精油」といわれるほどいろいろな使い方ができる精油です。

主要成分は「リナロール」(30~40%)と「酢酸リナリル」(35~40%)で、鎮静鎮痛抗炎症作用があります。

頭痛や月経痛などの体の痛み、ニキビや傷などの皮膚トラブルなど、さまざまな症状の改善に役立ち、安眠免疫力強化に用いられる精油としても有名です。

ラベンダーは精油の中でも安全性が高いため、スキンケアや芳香浴、マッサージなどの肌に触れる方法で使用しても安心なのが魅力でもあります。

カモミール

ハーブティーとして人気があるカモミールにはいくつか種類があり、中でもメジャーな2種類が「カモミール・ローマン」、そして「カモミール・ジャーマン」です。

ただ、こちらの2つは同じカモミールという名前でも、別の植物であり、香りや成分、作用は異なるので、選ぶ際には注意が必要になります。

カモミール・ローマンは、りんごのような甘い香りが特徴的で「アンゲリカ酸イソブチル」(30~40%)が主要成分の精油です。

アンゲリカ酸イソブチルには、鎮静抗炎症作用が含まれており、中枢神経を鎮静化させるはたらきが強くあるため、精神的なショックや辛く悲しいときなどに役立ちます。

一方、カモミール・ジャーマンはサンダルウッドを彷彿させる濃厚なフローラルウッドの香りが特徴。

主要成分は「α-ビサボロールオキサイドA」(40~60%)と「α-ビサボロールオキサイドB」(~5%)で、抗痛覚過敏や抗浮腫作用があります。

また、鎮静作用も含まれているので、ストレスや不安、怒りなどの感情を和らげてくれ、安眠のサポートをしてくれる精油としても人気です。

ユーカリ

コアラが食べる葉として有名なユーカリですが、その数はなんと700種類以上あるといわれています。

そのため、ユーカリの精油にはさまざまな種類がありますが、免疫力を高める際に役立つとされているのは、最もポピュラーな「ユーカリ・グロブルス」です。

主要成分は「1,8-シネオール」で全体の70~90%を占めており、抗ウイルス去痰作用などがあるため、のどや鼻の呼吸器系のトラブルに加え、花粉症にも良いはたらきをしてくれます。

また、免疫強化作用も兼ね備えているので、風邪の初期症状の際に使用すると症状の緩和が期待できるでしょう。

その他でおすすめしたいのは「ユーカリ・ラディアータ」です。

主要成分は「1,8-シネオール」ですが、ユーカリ・グロブルスと比べて含有率がやや少なめというのが特徴です。

しかし、「モノテルペノール」という成分が含まれており、シネオールとの珍しい組み合わせにより、抗菌作用抗ウイルス作用ユーカリ・グロブルスよりも優れているというメリットがあるのです。

作用が穏やかなユーカリ・ラディアータは、子どもや高齢者におすすめといえるでしょう。

免疫力を高めたいときの精油の使い方

免疫力を高めたいときはアロマスプレーとして取り入れると、肌に直接スプレーしたり、布団に吹きかけたりできるうえ、持ち歩きもしやすく大変便利です。

また、部屋に香りを広げたい場合はアロマディフューザーを使うといいでしょう。

疲労が蓄積されているときは、アロマオイルでマッサージするのもおすすめです。

精油の香りに包まれながら疲れた体をマッサージすることで、深いリラックス気分を味わえるでしょう。

マッサージをする際は、精油をキャリアオイルで希釈してから使ってください。

精油を安全に使用するための注意

精油の中には刺激が強いものもあり、子どもや妊娠中の方、持病のある方は使用できない香り・種類があるので、使用前によく確認しておきましょう。

特に、肌に使用する際は「光毒性」の有無を確認して、希釈濃度をしっかり守るようにしてください。

また、ペットにはアロマ自体が害になる恐れもあるので、使用する際は生活環境等に注意しましょう。

アロマを生活に取り入れてすこやかに

アロマと免疫力の関係や、おすすめの精油などについてご紹介してきました。

アロマには、免疫系の回復に役立つ成分が含まれているものが多くあります。

「夏バテ気味…」「最近体調を崩しやすい」という方は、ぜひ取り入れてみてください。

きっと、すこやかで健康的な日々が過ごせるはずです。

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

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