ベンゾイン(安息香)とは?バニラによく似た香りの天然アロマを紹介

ベンゾインとは別名「安息香」とも呼ばれる樹脂で、バニラのような匂いがするため香料としても使用されています。

この樹脂には心を落ち着かせたり喉の痛みを和らげたりするはたらきがあるのも魅力です。

今回はベンゾインが持つはたらきや香りの特徴などとともに、おすすめの使い方についてもご紹介します。

天然アロマに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

ベンゾイン(安息香)とは

ベンゾイン(安息香)とは、熱帯雨林で育つ東南アジア原産のエゴノキ科「アンソクコウノキ」から抽出される樹脂です。

アンソクコウノキは元々樹脂を含んでいるわけではありませんが、樹皮に深く切り込みを入れて傷を付けることで、自らを守るために樹脂を出します。

このにじみ出た樹脂を固めたものがベンゾインであり、溶剤抽出法を用いてエッセンシャルオイル(精油)を作り出しているのです。

ベンゾインには「スマトラ安息香」と「シャム安息香」があります。

「スマトラ安息香」はマレーシア・インドネシアを産地としたものを指し、「シャム安息香」はベトナムやタイ、ラオスなどを産地としたものをいいます。

ベンゾインの歴史や由来

ベンゾインは古来エジプト時代から香料として親しまれていた歴史があり、宗教的儀式の薫香としても使用されていたといわれています。

また、別名である安息香の名前の由来にはさまざまな説があるのです。

まず、イラン系遊牧民がイラン高原北東部に建国した遊牧国家である「パルティア(漢名:安息)」が使用していた香りと、ベンゾインの香りが似ていたことからこの名前になったという説です。

そして、中国の明の時代の本草書である「本草綱目」に、風邪を安息させるはたらきがあると記述されていたことから名付けられたという説。

最後は痰の排出を促すはたらきがあり、呼吸が安らかになることから安息香になったという説です。

このようにベンゾインには深い歴史があり、古い時代からさまざまな国の人々に親しまれています。

ベンゾインはバニラに似た甘い香り

ベンゾインはバニラに似た甘い香りが特徴です。

しかし、同じベンゾインでも、スマトラ安息香とシャム安息香の香りはそれぞれ異なります

スマトラ安息香は、甘さの中にもシナモンを彷彿させるようなスパイシーさがあるのが特徴。

一方、シャム安息香は「バニリン」という成分が多く、よりバニラに近い香りがするため香水によく使用されています。

香水にもよく使われている

ベンゾインはさまざまな香水の香料として使われています

ベンゾインが使用されている有名な香水は『ジバンシイ π(パイ)』『ブルガリ マン エクストリーム オードトワレ』『シャネルココパルファム』など。

ベンゾインのような樹脂系のものは匂いの持続性が高いためラストノートの香りとして配合されます。

ベンゾイン(安息香)精油のはたらき

ベンゾイン精油のはたらき

ベンゾインの精油は香水の香料として使用されるだけでなく、心を穏やかにしたり痛みを和らげたりしたいときにも役立ちます。

どのようなはたらきがあるのか解説していきましょう。

孤独や悲しみを和らげ、幸福感をもたらす

ベンゾイン精油には、不安や緊張、孤独感などを和らげて、気持ちを落ち着かせるはたらきがあります。

お肌をしっとり健やかに保つ

ベンゾイン精油には鎮静や保湿、皮膚の再生などのはたらきもあるので、スキンケアにもぴったりです。

肌を健やかに保ち、うるおいとツヤを与えてくれます。

咳や喉の痛みなどの呼吸器系ケア

ベンゾイン精油は咳や喉の痛み、気管支炎などを和らげるはたらきがあるため、呼吸器系のケアをしたいときにも最適。

ベンゾイン精油のおすすめの使い方

ベンゾイン精油のはたらきを最大限に発揮するおすすめの使い方をご紹介します。

芳香浴で心も体もリラックス

最も簡単な使い方は、アロマディフューザーを使用した芳香浴で、心と体をリラックスさせたいときにおすすめです。

アロマディフューザーにはミスト状に拡散するものや、温めて蒸発するものなどいろいろあるので、使用したい場所に応じて選ぶといいでしょう。

アロマバスで呼吸を深く、なめらかに

バスタブにベンゾイン精油を1・2滴垂らしてアロマバスにする使い方もおすすめです。

ベンゾインの成分が含まれた蒸気を吸入することで、咳や喉の痛みを和らげてくれます。

アロマクラフトで乾燥対策

ベンゾインには保湿や鎮静などのはたらきがあるため、乾燥が気になるときはボディオイルやクリームなどのアロマクラフトにして使用するのがおすすめです。

アロマクラフトとは、精油を組み合わせて自分の好きなアイテムを作ること。

作り方は簡単で、キャリアオイルやシアバターオイル、市販の無香料クリームに数滴混ぜるだけで完成します。

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ベンゾインと相性の良い精油(エッセンシャルオイル)は?

ベンゾインと相性の良い精油は?

ベンゾイン精油は柑橘系のオレンジ・スイートやベルガモットなどの精油と相性が良いといわれており、ブレンドするとバニラのような濃厚な香りが爽やかな印象になります。

また、オリエンタル系のサンダルウッドやイランイランとも相性が良いです。

ベンゾインは香りの保留性も強いため、他の精油の香りを長持ちさせる役割もあります。

ベンゾイン精油を使用する際の注意点

ベンゾインは、稀に皮膚刺激を引き起こす場合があるためできるだけ少量で使用し、妊娠中や授乳中の方は使用を避けるようにしましょう。

また、この精油は粘度が高く低温で固まってしまうので、保存方法に注意してください。

まとめ:心と体の疲れを天然アロマで癒そう

ベンゾインは喉の痛みを和らげたり、気持ちをリラックスさせてくれるはたらきがあったりなど、さまざまな特徴を持つ魅力的な天然アロマです。

ベンゾイン精油を使用して心と体を癒してみませんか?

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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  • 松江Tomoko 朋子Matsue

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    PERFUME 代表

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    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

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