気象病にアロマテラピーがおすすめ|メカニズムや活用法について

雨が降りそうな日は頭が痛くなる」「季節の変わり目になると体調を崩しやすい」などの不調を感じることはありませんか?

これらの不調は、気圧や湿度、温度などの変動に伴う「気象病」の可能性があります。

頭痛や関節痛、倦怠感など、症状は人それぞれですが、その原因には自律神経の乱れが関係していることも…。

そんな気象病のときにおすすめなのが、アロマテラピーです。

この記事では、気象病のメカニズムとアロマテラピーの活用法についてくわしく紹介していきます。

気象病が起こるメカニズムは“自律神経の乱れ”

気象病とは、気圧や湿度、温度などの変動によって生じる不調のことです。

不調につながる要因としては、自律神経の乱れが考えられます。

自律神経の働きは次のとおりです。

交感神経:身体を活動モードにする働き
副交感神経:身体をリラックスモードにする働き

それぞれのバランスが保たれることで、私たちの健康は維持されているのです。

一方で、気象の変化自体がストレスとなってこのバランスが崩れ、不調へとつながることも。

近年はこれまでに比べて気候変動が多いため、気象病に悩まされている方が増えているといわれています。

どんな症状がある?

気象病の症状は、頭痛や関節痛、倦怠感などさまざまです。

肩こりや腰痛、片頭痛などの慢性痛がある方は、気象の変動によって痛みが強くなることがあります。

また、気分が落ち込みやすくなったり、ふらつきを感じたりする方もいます。

なかには、皮膚のかゆみやじんましんが悪化する方もいるようです。

気象病は、その方が持っている不調を悪化させる傾向があるため、症状は多岐にわたりやすいといわれています。

アロマテラピーで自律神経を整えよう

気象病で生じた自律神経の乱れを整えるには、アロマテラピーの活用がおすすめです。

アロマテラピーで使う精油の香りが嗅覚を通じて脳に伝わることで、自律神経に働きかける作用が期待できます。

以下のような気象病に悩まされている方は、アロマテラピーの力を活用しながら、自律神経を整えてみてはいかがでしょうか。

めまい・頭痛

気圧が低下すると、耳の中にある身体のバランスを保つ「三半規管」などの組織が影響を受けやすくなります。

これらの組織の働きが弱まることで発生するめまいや頭痛には、次のアロマがおすすめです。

ラベンダー/ネロリ/フランキンセンス/サンダルウッド/スイートオレンジ/カモミール・ローマン

肩こり・首こり

自律神経が乱れると筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや首こりが強くなる方も少なくありません。

こうした気象病の症状が見られたときには、次のアロマを取り入れてみましょう。

ローズマリー/スイートマジョラム/ジンジャー/ラベンダー/ユーカリ/ペパーミント/レモン

むくみ・疲労感

湿度が高い日にはリンパの流れが悪くなり、むくみや疲れが溜まりやすくなる方もいます。

これらの気象病の症状には、水分代謝を促す働きが期待される、次のアロマがおすすめです。

サイプレス/ジュニパー/シダーウッド/グレープフルーツ/レモン

気象病におすすめなアロマテラピーの活用法

気象病の症状を和らげるには、自律神経を整えることが大切です。

日中に交感神経を活性化し、夜間に副交感神経を優位にするよう整えていきましょう。

おすすめのアロマテラピーの活用方法は、以下のとおりです。

なお精油は少量でも皮膚の刺激となる可能性がありますので、使用する際は直接肌に触れないよう注意しましょう。

芳香浴

アロマテラピーでは、精油を拡散させて香りを楽しむことを「芳香浴」と呼びます。

ディフューザーやアロマポットなどを使うと、部屋全体に精油の香りが広がり、心と体のバランスを整えることに役立ちます。

また精油は、ハンカチやコットンなどに1~2滴垂らすだけでも香りが広がるものです。

気象病に悩まされている方は、精油を垂らしたハンカチなどを枕元やデスクに置き、手軽にアロマテラピーを取り入れてみるとよいでしょう。

吸入

気象病による呼吸器系の不調には「吸入」によるアロマテラピーが役立ちます。

ボウルなどの容器にお湯を入れ、精油を1~3滴落としたら目を閉じ、立ち上がる香りの湯気を吸い込みましょう。

精油の成分を口や鼻から直接吸い込むことで、のどや鼻がすっきりするような感覚が得られます。

なお、精油成分が粘膜を刺激する可能性もあるため、長時間の吸入は避けましょう。

アロマバス

気象病によって感じる全身の疲れには、「アロマバス」がおすすめです。

部分浴でもお湯に浸かることで得られる入浴作用との相乗効果が期待できます。

精油を5mlほどの無水エタノールに混ぜてお湯に数滴落とし、足浴や全身浴などを行いましょう。

精油の使用量の目安は次のとおりです。

全身浴:1~5滴
半身浴・手浴・足浴:1~3滴

なお、肌に刺激を感じたときには、すぐにお湯で身体を流しましょう。

気象病の症状に役立つアロマについてもっと知りたい方へ

気象病の原因は、自律神経の乱れにあるため、香りが脳に届くアロマテラピーが役立ちます。

アロマ専門スクール『パルファム』では、ご自身やご家族をはじめ、お客様の症状に沿ったアロマを提案できる「NARD認定アロマ・アドバイザー講座」などを開催しています。

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

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