アロマトリートメントとエステの違い

アロマの作用を利用したリラクゼーション

心身ともに作用するアロマを取り入れたリラクゼーションは近年増えてきています。

アロマを用いて全身を優しくマッサージするアロマトリートメントはもちろん、指や手を使って足裏をケアするリフレクソロジーやリンパの流れを活性化させて老廃物を体外へ促すリンパドレナージュ、フェイシャルマッサージなどにもアロマが利用されています。

それぞれのリラクゼーション効果に加えて、アロマの効能も得られるため心身どちらにもアプローチしてくれます。

心身に深い癒しをもたらすアロマトリートメントの技術を身につけたいなら、アロマ専門スクールへの通学がおすすめ。

アロマ専門スクール『パルファム』では、日本アロマ３大協会と呼ばれる　NARD・AEAJ・JAAの資格取得コースを各種取り扱っています。

どれもアロマ業界で知名度の高い資格ですので、自分や周囲の人のセルフケアはもちろん、医療や看護、美容の仕事へも役立てることが可能です。

施術面

アロマトリートメントは精油を使ってマッサージすることで、心身ともに健康な状態に導きます。
使用されるアロマは問診などでそのときの心や身体の状態に合わせて調香してもらえることが多いので、より効果の高い施術が期待できます。

対してエステは痩身や美白、脱毛、アンチエイジングなどの美容を目的とした施術のことを言い、肌や体型に対してアプローチするもののことを指します。

化粧品や器具などを用いておこなわれるため、短期間で身体的な効果を感じられるものが多いです。

資格面

アロマセラピーを施すアロマセラピストの資格と、エステをおこなうエステティシャンの資格は、それぞれ民間の資格検定を合格することで得られます。

アロマセラピストの資格を得るには、NARD(ナード・アロマテラピー協会)やAEAJ(日本アロマ環境協会)、JAA(日本アロマコーディネーター協会)が主催するアロマセラピストに関する試験を受検する必要があります

試験に合格するために、解剖生理学や衛生学に加えカルテの作成や精油の知識、トリートメントの実技などを学びます。

問診でクライアントの心や体の状態を聞きだし、それに合わせた精油の調合を施す技術も必要になるため、そうした知識や技術を問う試験内容となっています。

アロマセラピストとして就職や仕事をするにあたって、資格は必ずしも必要なものではありません。
しかし、知識や技術の証明となるので未経験からアロマセラピストを目指す方などは取得しておくことが多いようです。

一方エステティシャンの資格は日本エステティック協会や国際的なエステティックの教育機関であるCIDESCOがおこなっているものなど様々あります。

ボディやフェイス、ネイルなど美容に効果的な知識はもちろん、機器の扱いにおける技術を重点的に学びます。

エステティシャンの資格も就職に必須なわけではありませんが、化粧品や機器を使うことが多いのでそれらの扱いが可能なことを示す証として取得しておくのもいいでしょう。

心からリラックスしてもらいたい

身体への効果だけでなく、心を落ち着けてリラックス出来る技術を身につけたい方は、アロマトリートメントを選んでみてください。

アロマトリートメントは施術の前に問診を行い、心身の状態を確認してから精油を選ぶので、より自分にぴったりの精油による香りと成分で心と体どちらにもリラックス効果が期待できます。

リラックスをしたい方を癒すのにぴったりの方法だと言えます。

アロマを体験してもらいたい

アロマの良さをもっと多くの人に体験してもらいたいと思っている方も、アロマトリートメントの技術を身につけるべき方です。

まずはアロマトリートメントの施術を実際に受け、レベルの高いアロマ体験をして、モチベーションを上げるのも一つの方法と言えるでしょう。