メディカルアロマが活躍する分野・職業とは

美容や心身の癒しに役立つといわれるアロマテラピー。

エステサロンや自宅で楽しむイメージが定着していますが、実は医療の分野でも注目されていることをご存じでしょうか。

この記事では、メディカルアロマが活躍する分野や、職業別にアロマがどのように活用されているかを詳しく解説します。

お仕事の中でアロマを生かしたい方、周りの方の健康のサポートをしたいとお考えの方はぜひチェックしてくださいね。

メディカルアロマとは

植物のいい香りによって、リラックス効果や美容効果が期待できるアロマテラピーですが、海外では保険適応の医療としてその効果が認められています。

植物から抽出した精油には、数十から数百種類もの芳香物質が含まれており、一つひとつの成分に薬理作用があります。

その芳香成分が体内に入ると、鎮静作用や鎮痛作用、抗ウイルス作用などを及ぼし、心身のさまざまな症状に働きかけるのです。

こういった精油の成分と薬理作用の科学的な裏付けをもとに、アロマをヘルスケアに役立てることをメディカルアロマといいます。

一般的なアロマセラピーとの違い

メディカルアロマと一般的なアロマテラピーとの違いについては、アロマテラピーの団体によっても考え方が異なりますが、本記事ではアロマスクール『パルファム』の見識をご紹介します。

メディカルアロマとアロマテラピーは、わかりやすい面でいうと香りの感じ方や使い方に違いが表れます。

疲れて帰宅してから、自分の好きな香りを楽しんで癒され「明日も頑張ろう」という気持ちになることや、香りのブレンドを楽しむことは感性型のアロマ、すなわちアロマテラピーとして表現できます。

それに対し、「自分の不調にはこの成分が役立つ」という理論の上で精油を選び、不調改善を目指すのがメディカルアロマ

植物の力を科学的に分析し、代替療法としての効果をもたらしながら、精油の香りによる癒しも提供することがメディカルアロマの特徴であり、アロマテラピーとの違いだといえるでしょう。

メディカルアロマの活躍の場

メディカルアロマの活躍の場

香りの力だけでなく、科学的側面からも心身のケアができるとされるメディカルアロマ

現在、メディカルアロマの効果は医療の現場でも注目され始めています。

メディカルアロマが活躍する分野・職業について見ていきましょう。

医療現場

医療従事者の中でも、病院の看護師の方を中心に広がりを見せるメディカルアロマ

患者さんを元気にしたい、少しでも楽になるようケアしてあげたいという思いから、心身の苦痛を和らげるケアとして、メディカルアロマの理論によるアロマトリートメントが活躍しています。

日本ではアロマテラピーの効能に対するエビデンスが十分でないため、まだ医療の分野ではありません。

しかし昨今では臨床研究が徐々に増えて、健康な状態を維持する補完代替医療として認められ始め、医師の間でも関心を集めています。

メディカルアロマを学ぶことで、看護師として一層の強みになること、患者さんの笑顔につながるケアを提供できることは、大きなメリットだといえるでしょう。

鍼灸

日本においてなじみ深い代替医療である鍼灸。

国家資格を取得した鍼灸師が、鍼や灸を使って肩や腰の痛みなどの治療を行いますが、ストレス緩和などの面はカバーできないケースが多くみられました。

しかし近頃では、精油の薬理効果を用いたアロマトリートメントを施術に取り入れ、心身のケアを行う鍼灸院が増えています。

香り成分によって疲労回復やリラックスにつなげるメディカルアロマと、痛みやこりにアプローチする鍼灸との相乗効果で、患者さんの高い満足感につなげているのです。

これまでリラクゼーションサロンに通っていた女性が鍼灸院を選ぶ機会も増えるのではないでしょうか。

レディースクリニック(産婦人科)

産婦人科では、薬を使用しないケアの一つとしてメディカルアロマを活用するケースがみられます。

産前・産後のメンタルケア母子のスキンシップ出産時の緊張を和らげるために用いられることも。

また、ストレスやメンタル面の影響を受けやすい婦人科系の疾患でもメディカルアロマが活躍し始めています。

患者さんに対し、メディカルアロマに基づいた精油を使ったアロマトリートメントを提供するレディースクリニックが増えています。

疾患の治療とともに、メンタル面に働きかけて症状を緩和する効果が期待されているのです。

心療内科

心因性の症状やストレス症状を抱えた方が訪れる心療内科は、メディカルアロマの導入がとくに進んでいる分野。

専用のアロマテラピールームを併設するクリニックもあるほどです。

メディカルアロマテラピストは、患者さんの心身の状態に必要な精油をブレンドし、うつ症状や不安、不眠症などに働きかけます。

医師による診療と連携しながらメディカルアロマを施すことで、より大きな安心感が生まれ、治療効果が高まることが期待されます。

アロマの力を用いたケアは患者さんの不調に優しく寄り添い、心身のリラックスに貢献できるでしょう。

メディカルアロマを学ぶ方法

メディカルアロマを学ぶ方法

メディカルアロマを学ぶ方法としては、スクールで専門的な授業を受講し、メディカルアロマを実践できる資格取得を目指すという方法があります。

これから開業したい方はもちろん、すでに医療・美容などの仕事に従事している方、具体的な目標はまだ決まっていないという方も入校可能なケースが多くあります。

興味がある方は、まずはスクールが行っている無料体験レッスンに参加してみるとよいでしょう。

資格を取得する

メディカルアロマを実践するために取得したい資格として、下記のアロマ協会が認定する資格があります。

  • 日本アロマ環境協会(AEAJ)
  • アロマコーディネーター協会(JAA)
  • ナードアロマテラピー協会(NARD)

この3つの中でも、ナードアロマテラピー協会(NARD)はヨーロッパにおけるメディカルアロマの情報発信の中心であり、医療関係者からの信頼が厚いことで知られています。

メディカルアロマをより深く詳しく学び実践するためには、NARDの資格取得がおすすめだといえます。

スクールの選び方

メディカルアロマをはじめとするアロマテラピーを深く学び実践していくためには、スクール選びも重要です。

NARD認定のアロマスクール『パルファム』は、質の高い講師陣が受講者の興味に合わせたワンランク上の授業を行い、数多くの生徒様から好評を得ています。

すでに医療関係の資格を持った生徒様も、それぞれの分野に沿った細やかな授業で学びを深め、現在多くの卒業生がメディカルアロマの分野で活躍中です。

また、新たにメディカルアロマテラピストとして活躍したい方にとって、就職に強いスクールを選ぶことも大切なポイント。

さまざまなネットワークを持ったアロマスクール『パルファム』は、サロンの就職についてほぼ100%の就職率を誇っています。

メディカルアロマの分野で活躍したい方は、きめ細やかなカウンセリングと授業を行っているアロマスクール『パルファム』を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

メディカルアロマを学び、医療の現場で活躍してみませんか?

今後も、医療の現場でメディカルアロマの活躍がますます広がっていくことが期待されます。

メディカルアロマを本格的に学び、開業を目指したい方や、患者様のサポートを行いたい方は、通学とオンラインが選べるアロマ専門スクール『パルファム』がおすすめです。

まずは、アロマグッズ作りも楽しめる無料体験レッスンにぜひご参加くださいね。

無料アロマ体験

無料説明会

日時
本日から3日後以降の下記時間帯
10:00~11:30、12:00~13:30、14:00~15:30
持ち物
手ぶらでお気軽にお越しください
費用
無料
内容
  1. ヒアリング
  2. アロマ講座
  3. アロマグッズ作成
  4. カウンセリング
場所
〒160-0004
東京都新宿区四谷4丁目32−4 四谷4丁目32番4号ビル 4階
https://maps.app.goo.gl/CBbVWQGg5Jr5v5jP6

「アロマやスクールの雰囲気を体験したい」
「アロマには興味があるけど、まだ具体的な目標はない」など、疑問や不安があったらまずはパルファムへお気軽にお越しください。皆さんの疑問や不安をすっきりさせます。
約90分程度でアロマやハーブの体験、講座内容や受講システムなども詳しく解説!

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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