気になる冷え性を改善!アロマで今日から「温活」を始めよう

冷え込む秋冬だけでなく、夏でも冷房の効いた室内で、手足など体の冷えに悩まされていませんか?

いろいろな対策をしても、なかなか冷え性が改善せず、辛い思いをしている人も多いかもしれませんね。

そこでこの記事では、冷え性の改善におすすめの精油と簡単に実践できるアロマテラピーについて紹介していきます。

冷え性とは

冬になるとある程度、手や足が冷たくなるのは当然のことです。

それに対して冷え性とは、「季節に関係なく手や足先が冷たい」「一度体が冷えてしまうとなかなか体が温まらない」など、体にじゅうぶんな熱が巡らず、慢性的な冷えに悩まされている状態を指します。

冷え性の原因

冷え性の原因には、運動不足やストレスなどさまざまなものがありますが、その要因としては主に筋肉不足・自律神経の乱れ・血行不良の3つがあげられます。

筋肉不足

人間の体温は約40%が筋肉によって作り出されています。

筋肉量が少ないと、体の熱がじゅうぶんに作られず、慢性的な冷えの原因となります。

冷え性の方に女性が多いのも、もともと男性に比べても筋肉量が少ないことが関係しています。

自律神経の乱れ

冷え性とは、本来働くべき体温調節機能がうまく機能していない状態を指します。

その体温調節の命令を出す役割を担っているのが、脳の自律神経です。

自律神経がストレスや不規則な生活、室内外の激しい温度差などで乱れると、うまく体温調節の機能が働かなくなり、冷え性の原因となります。

血行不良

体内で作られた熱は、血液によって全身へと運ばれていきます。

このため、血行が悪いと体内の熱を末端までうまく運べず、手足が冷える原因となります。

冷えはさまざまな体調不良を引き起こす

冷えはさまざまな体調不良を引き起こす
「もう毎年のことだから…」といって、冷え性の改善を諦めていませんか?

しかし、身体の冷えが慢性化してしまうと、血流の悪化や免疫力、代謝の低下などさまざまな体調不良を引き起こします。

具体的な症状は主に以下の通りです。

  • 倦怠感、疲労感
  • 肩や首のこり
  • 頭痛、腰痛
  • 肥満
  • むくみ
  • 肌の乾燥・くすみ・目の下のクマ
  • 生理痛、生理不順、不妊など女性特有のトラブル

最初は手足の冷えが気になる程度でも、冷え性は悪化するとこのように体にさまざまな悪影響を及ぼすため、早めのケアで体質改善を目指しましょう。

冷えに効くおすすめの精油の種類は?

冷えに効くおすすめの精油の種類は?
冷え性を改善するには、血行促進作用や加温作用のある精油、そして自律神経のバランスを整える作用のある精油がおすすめです。

今回はその代表として、以下3つの精油について紹介していきます。

  • ローズマリー
  • オレンジ・スイート
  • ラベンダー

ローズマリー

爽快感のあるシャープな香りのローズマリーには、血行を良くしたり、血圧を上げたりする作用があるため、冷え性の改善にぴったりです。

寒さで滞りがちな血流を良くして、身体を効果的に温めてくれます。

オレンジ・スイート

体が冷えている時には、加温作用のある精油がおすすめ。

オレンジ・スイートをはじめとする柑橘系の精油には、リモネンという成分が含まれており、身体を温めてくれるのを手伝ってくれます。

日本でも、昔から冬至にはゆず湯に入る習慣があるのは、ゆずにもこのリモネンが含まれているためです。

ラベンダー

自律神経には、興奮や緊張をつかさどる交感神経と、リラックスした気持ちをつかさどる副交感神経があります。

副交感神経が優位になると、血管が拡張するため血行が良くなって、体が温まりやすい状態に。

そんな副交感神経を活性化させるには、アロマの中でも代表的な精油であるラベンダーがおすすめです。

落ち着いたラベンダーの香りとその芳香成分が、神経の緊張をゆるめて、心身を深くリラックスさせてくれます。

柑橘系とスパイス系がおすすめ

そのほか、冷え性の改善には以下のような精油がおすすめです。

  • シネオール
  • レモングラス
  • ジンジャー
  • ブラックペッパー
  • ジュニパーなど…

特に、加温作用があるリモネンが含まれている柑橘系の精油や、血行促進作用のあるスパイス系の精油は、体を温めてくれる効果があるため冷え性の改善が期待できます。
ただし、精油の中には、妊娠中や持病がある方、通院中の方は使用を控えたほうがいい精油もあるので注意が必要です。

冷え性を改善!アロマで「温活」を始めよう

冷え性の改善にアロマを役立てるには、入浴時マッサージ時の使用がおすすめ。

温熱効果やマッサージ効果との相乗効果によって、さらに血行を促進し、効率的に冷えた体を温めることができます。

1日の終わりはアロマバスで全身を温めて

1日の終わりはアロマバスで全身を温めて
1日の終わりは、ゆっくりお風呂に浸かる全身浴で体を温めるのがベストです。

乳化剤(天然塩、ケンソーバスオイル、牛乳、はちみつ等)に上記のお好みの精油を混ぜ、浴槽に4~5滴垂らせば、毎日のお風呂がラグジュアリーなアロマバスに早変わり。

肩までしっかりお湯に浸かって、心地よい香りに包まれながら入浴を楽しみましょう。

なお、精油はお湯や水には溶けないので、精油だけをお湯にたらすのはやめましょう。精油の原液が皮膚に直接触れて、皮膚刺激を起こす可能性があります。

アロマ足湯ならもっと手軽

ゆっくり湯船に浸かりたい気持ちはやまやまでも、なかなか時間がとれずにシャワーで済ませてしまうことが多いという人もいるでしょう。

そんな人には、ソファに座りながら簡単にできるアロマ足湯がおすすめです。

大きめの洗面器に40℃〜42℃と少し熱めのお湯を張って、乳化剤(天然塩、ケンソーバスオイル、牛乳、はちみつ等)に精油を混ぜ、1,2滴垂らしましょう。
タオルは、洗面器の下に敷く用と足を拭く用の2枚用意しておくと便利ですよ。

くるぶしくらいまで浸かって10分〜15分すれば、冷えた足がポカポカと温まってきます。

継ぎ足し用のお湯を手の届くところに置いておけば、もしお湯が途中で冷めてしまっても、足湯から出ずに済みます。

じゅうぶんに温まった後は、冷えてしまわないようすぐに足を拭いて靴下で保温してくださいね。

足湯には副交感神経が優位となり、入眠を促す効果もあるので、体が冷えて寝つきが悪いという人にもぴったりです。

寝る前のリラックスタイムにぜひ試してみてはいかがでしょうか。

体がポカポカになるお腹のマッサージ

お腹は体の中でも臓器が集まっている大切な部分ですから、冷えてしまうと内蔵機能の低下や血行不良などの体調不良を引き起こします。

そんなお腹を温めるには、アロマオイルでおへそを中心としたアロマトリートメントをしてあげましょう。

お好みの植物オイル5ml に、ローズマリー・シネオール・ジンジャー・ゲットウを各1滴ずつ垂らせば、お腹用オイルの完成です。

仰向けになり膝を立てながら、 優しくお腹をさすったり、ゆっくり圧をかけて押したりしてあげてください。

体がポカポカと温まるだけでなく、腹部周辺が活性化することで消化機能の向上などが期待できます。

アロマテラピーで根本的な体質改善を目指しませんか?

カイロを大量に仕込んだり、厚手の服を着込んだりするのは、防寒対策にはいいかもしれませんが、冷え性の根本的な改善にはつながりません。

その点アロマテラピーは、精油の芳香成分が皮膚や呼吸器、脳へと伝わることで、冷えの緩和や改善をサポートすることができます。

自律神経の乱れを整えたり、血行を促進したりと、冷えの原因に直接アプローチしてくれるため、根本的な体質改善が目指せます。

このようにアロマテラピーは、わたしたち人間に本来備わっている機能を高めてくれるものです。

他にも、使用する精油や活用方法を少し変えれば、風邪をひきにくい体作りやアレルギー体質の改善など、さまざまな理想の体づくりに応用できます。

アロマ専門スクール『パルファム』では、そんな風に大自然の力を借りて、心身ともに「なりたい自分」が目指せるさまざまなアロマ講座を開催しています。

「私はこういう体質だから」「毎年こうだし、慣れているからもういいや」そんな風に諦めかけている人にこそ、ぜひまずは無料体験会でアロマの力を体感していただけたら幸いです。

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  1. ヒアリング
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場所
〒160-0004
東京都新宿区四谷4丁目32−4 四谷4丁目32番4号ビル 4階
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約90分程度でアロマやハーブの体験、講座内容や受講システムなども詳しく解説!

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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