思いどおりに物事が進まなかったり、ショックなことがあってつらい気持ちになったりすることは、誰にでもあるもの。
また、たまにはハッキリした原因がないのに何となく気分が落ちることもあるでしょう。
そこでこの記事では、そんな気分の落ち込みの原因と対処法について解説。
ネガティブな感情と上手に付き合っていくために、自分だけのリフレッシュ術を身につけましょう。
気分が落ちる原因は?
まず、「何もないはずなのに気分が落ち込んでいる」というような場合は、単なる気分の問題だけではないかもしれません。
このように、自分でも理由はわからないけどなぜか気分が落ち込んでしまうというような時は、主に以下のような原因が考えられます。
こころの病気
ホルモンバランスの乱れ
こころの病気
気分が沈んでいる状態が2週間以上続いてる場合は、単なる「気分の落ち込み」というよりも気分障害などのこころの病気かもしれません。
気分障害には主に、うつ病と躁うつ病(双極性障害)の2つがあります。
うつ病とは、気持ちが落ち込んでいる状態が続いてしまう病気です。
それに対して躁うつ病は、気分が落ち込むうつ状態と、気分が高まってハイになる躁状態を繰り返すのが特徴で、どちらもストレスが原因となって発症することが多くなっています。
うつ病にもさまざまな種類がある
うつ病というと、年間を通してずっと憂鬱な状態(抑うつ状態)が続くイメージですが、その症状はうつ病の種類によっても異なります。
秋から冬にかけてうつ症状が現れ、春先の3月ごろになるとよくなるというパターンを繰り返す季節性うつなど周期性があるものや、ふだんは抑うつ気分があるものの、少し良いことがあると元気になる非定型うつなど、さまざまな種類があります。
実際には脳の病気のため専門的な治療が必要
うつ病や躁うつ病はストレスが原因となって発症することが多いため、こころの病気と書きました。
しかし、実際にはこういった気分障害は、落ち込みや妄想、幻聴などの精神病症状のほかに、食欲の減退や不眠など、長く続く身体的な不調をともなう脳の病気です。
誰にでもかかりうる病気のため、決して甘えているわけでも、自分が打たれ弱いせいだと責める必要もありません。
休養や環境の改善、薬物治療や精神療法など、専門家による治療が必要ですので、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。
ホルモンバランスの変化
女性の場合は、ホルモンバランスの変調から気分の落ち込みを感じることも多いようです。
ホルモンバランスの変化によって気分が落ち込むタイミングとしてはまず、閉経前の5年間と閉経後の5年間を合わせた10年間にわたる更年期障害があげられます。
そのほかにも産後や、月経前の1〜2週間に心身の状態がすぐれなくなる月経前症候群(PMS)などでも気分の落ち込みを感じることが多いようです。
ひどくなる前に病院に相談しよう
「みんなこれくらいの辛さに耐えているのかもしれない」
「病院に行って大げさだと思われたら嫌だな…」
ふさぎこんでいる人の中には、そんな風に自分を責めたり、つい周囲の目を気にしたりしてしまう人もいるでしょう。
しかし、気分の落ち込みが2週間以上持続している場合や、頭痛や吐き気、腹痛、疲労感やだるさなどからだの症状が出ている場合は、迷わず病院を受診しましょう。
女性特有のホルモンバランスの変化が原因の場合でも、ひどい場合は産婦人科に相談することをおすすめします。
女性ホルモン補充療法や漢方療法によって、症状が改善されるケースは少なくありません。
それ以外にも、気分が落ち込む原因はもさまざまですが、いずれにせよ専門的な治療を受けることが回復への1番の近道といえるでしょう。
気分が落ち込んだ時の対処法
一時的に気分が落ち込んでしまった時は、少し休養をとるのが一番です。
あせることなく、体も心もゆっくり休んで自然な回復を待ちましょう。
また、それ以外にも気分が落ち込んでしまった時には、以下の対処法がおすすめです。
- リラックスできる環境を作る
- 人に話を聞いてもらう
リラックスできる環境を作る
疲れたこころとからだを癒すには、リラックスできる環境を作ることが大切です。
アロマセラピーやストレッチ、瞑想や音楽など、自分に合った方法で精神の安定をとりもどしましょう。
そのほか美味しいものを食べに行ったり、遊びに出かけたり、運動してみたりするのもいい気分転換になりますよ。
人に話を聞いてもらう
気分が沈むと、つい家にこもりがちになってしまいますが、一人で悩み続けているとますます気持ちが落ち込んでしまいまます。
何かつらいことや苦しいことがある時は一人で抱え込まず、家族や友人など信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
また、知っている人には話しづらいという人や、誰にも相談することができないという人は、いのちの電話など相談窓口を利用するのも一つの手段です。
社会的な問題が原因である場合は、女性センターや人権センターなどに電話をかけてみてもいいでしょう。
たとえ解決の糸口が見えなくても、誰かに話を聞いてもらえると、それだけで心がすっと軽くなるはずですよ。
落ち込んだ時はアロマで気分をコントロールしよう
リラックスできる環境は人によってさまざまでしょう。
しかし、いつでも・どこでも自分がリラックスできる方法を身につけたいのなら、アロマテラピーを利用するのがおすすめです。
アロマテラピーとは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を活用した自然療法です。
ゆっくりお風呂に入って心身の疲れを癒したい時は、アロマバスにすればあっという間にラグジュアリーな空間が完成します。
寝る前にティッシュに精油を1滴垂らせば、心地よい眠りへと導いてくれるほか、アロマスプレーを作って携帯すれば、外出先でも簡単に気分転換できます。
香りは感情を左右する
アロマの香りには、嗅いだ人の気分を変えてしまう不思議な力があります。
なぜなら嗅覚は、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)の中で唯一、情動(人間の感情や本能)に働きかけるといわれているためです。
アロマの成分は、鼻の粘膜から脳へと信号を送り、心身のコンディションを整える役割を担う自律神経を刺激します。
このようなメカニズムによって、一瞬でさっきまで抱いていた不快な感情から解放され、こころとからだをリラックスした状態に導くことができます。
リラックスしたい時におすすめの香りは?
それでは、リラックスしたい時には一体どんな香りがおすすめなのでしょうか?
まず定番なのが、古代ローマの時代からハーブとして利用されてきたラベンダーです。
そんなヨーロッパの生活に最も馴染み深いラベンダーの香りを嗅ぐと、副交感神経が優位に働いてリラックスした気分になるといわれています。
また、ネガティブな気持ちを前向きに切り替えたい時は、レモンやベルガモット、スイートオレンジなどリフレッシュ効果のある柑橘系の香りもおすすめです。
アロマディフューザーなどで拡散すれば、優しい香りがお部屋に広がって、疲れた心と体を包み込んでくれますよ。
好きな香りを見つけて、自分だけのリフレッシュ術を身につけませんか?
誰にでも気分が落ちることはありますが、うつ態が長く続く、今までできていたことができなくなる、頭痛やめまい、腹痛などの身体的な症状がある場合は病気の可能性もあります。
ひどくなる前にかかりつけ医に相談するか、病院を受診して、専門的な治療を受けるようにしましょう。
また、一時的に気持ちが落ち込んでいる場合は、人に話を聞いてもらったり、リラックスできる環境を整えてあげると気持ちが楽になります。
リラックスする方法は人によってさまざまですが、もっと自分の気持ちと上手に付き合っていきたいなら、アロマセラピーの知識と技術を学ぶというのも一つの手段です。
お気に入りの香りを見つければ、自宅はもちろん、出先などでも上手に心を切り替えることができるようになります。
自分だけのリフレッシュ術があると、それだけで不思議と心のお守りになって、生きるのが少し楽になりますよ。
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