アロマ心理カウンセラーとは？アロマ心理学を学ぶメリットや活躍できる場所を解説

心身に働きかけて、リラックスや心の安定などに役立つアロマ。

日常的に気軽に取り入れることができ、生活を豊かにしてくれることもあります。

そんなアロマと心理学が融合した、アロマ心理カウンセラーというジャンルがあることをご存じですか？

今回は、アロマ心理学を学ぶことのメリットや、知識を得ることで活躍できる場など、アロマ心理カウンセラーについてまとめました。

 

アロマ心理カウンセラーとは

アロマ心理カウンセラーとは、アロマと心理学を用いて、個々が抱える悩みや体の不調などをサポートする、いわば心のアロマセラピストです。

具体的な仕事内容としては、サロンなどでカウンセリングを行ってお客様の悩み事や困っている体の症状などを伺い、それにマッチしたアロマを提案することでポジティブな感情に導き、豊かな心を維持するサポートをします。

他にもボディトリートメントなどの施術をしたり、個々にマッチした精油をブレンドしたりすることもアロマ心理カウンセラーの仕事のひとつです。

個々の心身状態にマッチしたアロマや施術に加え、相手に寄り添う姿勢も大切にしなければなりません。

アロマ心理学を学ぶメリット

アロマ心理カウンセラーにとって必要なアロマ心理学を学ぶことで、今後の可能性が広がることもあります。

ここではアロマ心理学を学ぶことの代表的なメリットを3つご紹介しましょう。

よりお客様に寄り添った提案が叶う

アロマ心理学では、心理学を詳しく学ぶことで、お客様の悩みや不安を傾聴するカウンセラーとしてのノウハウが身につきます。

加えて、アロマについても詳しく学ぶため、アロマ単体、心理学単体よりも、個々のお客様のメンタルやコンディションに寄り添ったサービスの提供が叶うのです。

たとえば、マッサージサロンに来たお客様が頭痛に悩んでいるとしましょう。

この場合、アロママッサージをして症状緩和をサポートするのが基本です。

そのうえで心理カウンセラーとしての知見を活かし、その原因を探ります。

そこで大きな不安感を抱えていることが分かれば、不安感を和らげるはたらきを持つ精油をマッサージに使用できます。

このように症状の原因を探り当て、お客様が同じ症状を繰り返さないよう、プラスアルファのアドバイスもできるでしょう。

接客力のアップ

セラピストとしてお客様に接する際、「距離の取り方がわからない」「どこまで話を深堀すればよいのか判断できない」といった、接客面で困るケースもあるでしょう。

また、「アロマの知識だけでは解決できない悩み相談をされた」という事例もあるかもしれません。

アロマ心理学を学んでいると、セラピストとしての心地よい接客対応とカウンセラーとしての心理的ケアができるため、接客力アップにつながります。

接客力がアップすればお客様の満足度が向上し、リピート率や集客力のアップにつながるはずです。

また、その確かな接客力によって、クレームにもスムーズに対応できるでしょう。

自身の活躍の場が広がる

アロマ心理学は、アロマと心理学の知識と技術を両方身につけられるため、活躍の場が広がります。

リラクゼーションサロンなどにとっては、アロマ心理カウンセラーの知識を持ったスタッフを雇用することで他店との差別化を図れる可能性もあるため、就職の際に有利になることもあるでしょう。

また、あなた自身のファンを増やしたい場合にも、強みとして打ち出すことができます。

そのため、将来自分自身のサロンを持ちたい方にとってもおすすめです。

アロマ心理カウンセラーが活躍できる場所

アロマ心理カウンセラーになると、アロマセラピストとしてはもちろん、アロマトリートメントやマッサージなどを行う美容系サロン、アロマグッズ販売店などで活躍できます。

自身でサロンを開業し、個人事業主としても活躍できるでしょう。

知識や技術を極め、経験を積むことで、次のアロマ心理カウンセラーを育てる講師としても活躍できます。

ほかにも、現時点で介護士や美容師の資格を持っている方が、アロマ心理カウンセラーの資格をプラスアルファで取得することで、キャリアアップにつながる可能性もあるのです。

アロマ心理カウンセラーになるには

アロマとカウンセリングの知識や技術は独学で学ぶこともできます。

しかしより確かなエビデンスに基づいてアロマ心理カウンセラーについて勉強するなら、パルファムの「メディカルアロマ心理学（MAP）養成講座」がおすすめです。

パルファムでは国家資格のひとつである公認心理師の資格を持ち、日本カウンセリング学会認定カウンセラーで化学教諭、NARD認定アロマインストラクターである講師が監修した教材を使用するため実践的なスキルが身につきます。

全14時間の講座で、精油の心理的作用や化学的作用、医学的な作用を用いて、思考と感情の間にアプローチするカウンセリング方法が学べます。

学校に直接足を運んで受講するのはもちろん、オンラインにも対応しているため、日本全国どこにいても学ぶことが可能です。

アロマセラピストとしてレベルアップしたいなど、自身の可能性と活躍の場を広げるための講座として人気があります。

化学とポリヴェーガル理論による精油成分を心に使うスキル、クライアントへのカウンセリング力、職場・家族・あなたを取り巻く方たちとのコミュニケーション力を身につけて、心のアロマセラピストを目指しませんか

まとめ

アロマ心理カウンセラーについては、アロマと心理学、双方からお客様の悩みや体の不調にアプローチ・アドバイスできる魅力的な資格です。

アロマや美容系サロンではもちろん、介護の現場でも活用できます。

自身の可能性と活躍の場を広げるためにも役立つでしょう。

アロマと心についてのプロフェッショナルとしての地位を確立したい方は、ぜひアロマ心理カウンセラーを目指してみてください。