アロマが血圧を下げるお手伝い!高血圧の緩和におすすめのアロマテラピー

年齢を重ねるにつれて気になるのが高血圧です。

日本人の高血圧の主な原因は、食塩の摂り過ぎとも言われています。

そんな高血圧は、生活習慣病を引き起こす原因の1つにもなっているため、正常血圧に導くことで、年間に10万人もの人が亡くならずに済むという推計もあるほど。

そこで今回は、アロマを使って高血圧を緩和する方法やおすすめの精油を紹介します。

【参考URL】e-ヘルスネット(厚生労働省)

高血圧とは

そもそも血圧とは、心臓から血液を送り出す際に、血管の内側にかかる圧力のことを言います。

そのため血圧を左右する要因は、心臓から送り出される血液量と血管の弾力性や血管の太さです。

血液量が多すぎると血管に強い圧力がかかり、血管が細く硬くなると血液が流れにくくなることで圧力がかかります。

この状態を高血圧と呼びます。

正常血圧は、最大血圧が120mmHg以下で最小血圧が80mmHg以下。

一般的には、最大血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上で高血圧と診断されます。

また、日本人の死亡原因上位には心疾患や脳血管疾患があり、いずれも血管のつまりなどが一因です。

そのため、日本人にとって高血圧の改善は、とても大切なことと言えるでしょう。

高血圧になる原因

日本人が高血圧になる主な原因は、冒頭でも紹介したように食塩の摂り過ぎと言われています。

その他にもストレスや肥満、アルコール、脂質の過剰摂取、喫煙、遺伝などさまざまな要因が影響し、高血圧を引き起こしているのです。

高血圧を緩和するのにおすすめの精油を紹介

高血圧を緩和するのにおすすめの精油を紹介アロマテラピーとは、香りの力を用いて傷や病気を癒していく自然療法の1つです。

そのアロマテラピーで使う精油の中には、血管を拡張したり血流を促したりすることで、血圧を下げる働きを持ったものがあります。

ここでは、高血圧を緩和する効果が期待できる精油の特徴や作用について見ていきましょう。

イランイラン

アロマテラピー関連で唯一の公益法人である「AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)」の研究によると、イランイラン精油の芳香浴によって動脈機能改善の可能性があるという結果が出ています。

動脈硬化とは、血管の弾力が失われ硬くなる状態のことを指し、進行すると血液がうまく流れなくなり、血圧が上がる原因になることも。

それが、イランイラン精油の芳香浴をすることで、心臓が血液を送り出す際の収縮期血圧を低下させ、さらには副交感神経が優位になることで動脈硬化がやわらいだというのです。

【参考URL】アロマの研究・調査(公益社団法人 日本アロマ環境協会)

ラベンダー

ラベンダーは地中海地域が原産地のハーブで、紫色の花が特徴です。

海外ではホワイトやイエローの花をつけるラベンダーもあるのだとか。

ある園芸療法の実験結果によると、開花中のラベンダー畑に5分座ってもらうことで、高血圧の人の血圧や脈拍が正常値になることが分かりました。

マジョラム

マジョラムは、地中海東部沿岸が原産のシソ科のハーブです。

古代ギリシャ・ローマ時代には、料理に使われたり床や家具のツヤ出しに使われたりすることもありました。

そんなマジョラムの精油には鎮痛や鎮痙作用があり、心臓の興奮を抑えてくれ、動悸や高血圧を緩和してくれると言われています。

レモン

身近な果物であるレモンにも高血圧を緩和する効果が期待できます。

レモンの原産国は西部ヒマラヤやインドと言われ、現在では料理に用いられることも。

レモンにはリモネンという成分が含まれ、このリモネンには血流を良くしてくれる作用があります。

血流を良くすることで、血圧を基準値へと導く働きが期待できるでしょう。

血圧を下げるのに役立つアロマテラピーとは

血圧を下げるのに役立つアロマテラピーとはここからは、血圧を下げるために役立つアロマテラピーの方法について紹介します。

どれも家で手軽に行える方法のため、ぜひ試してみてください。

毎日のバスタイムが充実するアロマ入浴

入浴の際にお風呂に精油を加えることで、簡単にアロマ入浴ができます。

ただし、精油の中には血管の収縮を促すなど作用が強いものもあるため、持病のある方は医師や専門家に相談してから使用しましょう。

アロマ入浴をする際に気をつけるポイントは以下の通りです。

  • お風呂の温度はぬるめにする(38℃前後)
  • 半身浴にする
  • 入浴後は安静にして水分補給をする

おすすめの精油の組み合わせは、イランイラン、ラベンダー、マンダリン。

その他にはレモン、フランキンセンス、マジョラムの組み合わせもおすすめです。

簡単!自分でできるアロマフットマッサージ

次に紹介するのは、アロマオイルを使って行うフットマッサージ。

特にふくらはぎは、第2の心臓と呼ばれるほど、全身の血流の働きを整えるにはとても重要な部分です。

岡山大学などの研究グループで行われた調査では、アロマフットマッサージを1日45分、週3回行うことで、血圧の改善が見られたという結果があります。

方法は以下の通りです。

  1. 10分間のフットバス
  2. アロマオイルを手につけ香りを吸う
  3. アロマオイルを脚全体に塗りマッサージ
  4. マッサージが終わったら仰向けで寝て5分間リラックス

おすすめのアロマオイルは、イランイラン、ラベンダー、マジョラム、カモミール・ローマンなど。

1種類でも良いですが、数種類をミックスして使用するのもおすすめです。

アロマを使用する時の注意点

精油は濃縮されているため、原液をそのまま使わないようにしてください。

精油によっては、湿疹が出たり日焼けのような症状が出たりするケースもあります。

使用する際は、希釈して適量を使うようにしましょう。

また、精油を選ぶ際は、人工の合成香料のアロマオイルではなく100%植物から抽出された天然のエッセンシャルオイルを使用してください。

人工の合成香料には化学物質が含まれることがあり、香りが強すぎるという以外にも化学物質を身体に吸収してしまう可能性があるからです。

病気の緩和に精油を利用する方もいますが、先ほども紹介したように精油は濃縮液のため、精油の作用が強く出てしまう場合があります。

そのため、通院中や持病のある方、薬を飲んでいる方などは医師の指示に従って使用してください。

特に今回紹介している高血圧の方は、ローズマリーやペパーミント、ヒソップ、タイムなどの血液循環やアドレナリンを促進する精油は控えましょう。

アロマのパワーを借りて健康な心身を目指しませんか?

アロマオイルを上手に使えば、高血圧を緩和することができることをおわかりいただけたはずです。

この他にもアロマオイルにはさまざまな作用があります。

ただ天然由来のアロマオイルの使用には、正しい知識が必須です。

アロマ専門スクール『パルファム』では、無料体験レッスンを開催しています。

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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