食事と香りの深い関係|管理栄養士のスキルアップにアロマを学ぼう

一見、縁遠いように感じる食事と香りですが、実は深い関わりがあります。

リラックスをもたらし、健康にも役立つエッセンシャルオイルの香りを食事に応用することで、さまざまなメリットが得られるのです。

今回は、食事とエッセンシャルオイルには具体的にどのような関係性があるのかを探るとともに、おすすめのエッセンシャルオイルの種類気軽な取り入れ方などをご紹介します。

食事と香りの関係性について

食事と香りの関係性について

食べ物を口に入れた際、味を感じることはもちろん、香りをも感じていることにお気づきでしょうか。

カレーのスパイシーな香りや、柑橘系のさわやかな香りなど、食事から漂う香りはその味わいのアクセントとなります。

この香りのアクセントはときに、おいしさが増したように感じたり、食欲が促されたりと、さまざまなメリットをもたらす要素。

例えば、風邪をひいて鼻づまりになったとき、食事の味が分かりづらくなった経験がある方も多いのでは?

これは、においが分からなくなったことにより、味を感じにくくなったというわけです。

このように、香りはおいしさの大部分を占めており、より一層魅力的な料理に変身させることができる要素のひとつ。

そんな食事の香りは、エッセンシャルオイルなどを使用することで簡単にプラスすることが可能です。

香りの種類によって、食欲の増進や食欲を抑えるなど、期待できる効果が異なります

そこで以下では、期待できる効果別に、おすすめエッセンシャルオイルをご紹介しましょう。

食欲増進におすすめのアロマ

食欲増進をサポートする香りは、夏バテや疲れているときなどに重宝します。具体的な種類として3つご紹介しましょう。

〇オレンジスィート
柑橘系のフルーティーな香りが特徴のオレンジスィートには、リモネンが含まれており、消化を促すとともに食欲を刺激します。

また、リラックス効果も期待できるため、ストレスなどによって食欲が落ちているときにもおすすめ。

下痢にも良いとされ、お腹の調子が悪いときにも重宝します。

〇ローレル
ローレルは、「月桂樹」や「スィートベイ」などと呼ばれることもある、料理によく使われるエッセンシャルオイルです。

清涼感のあるスパイシーさと甘みの、2つの香りが感じられ、胃腸の働きを刺激して食欲不振を改善に導きます。

お腹にガスがたまっている際や疲れている際にも取り入れたい香りです。

〇スィートフェンネル
スィートフェンネルは、和名を「キキョウ」といい、ほのかにフローラルを感じるスパイシーで個性的な香り。

漢方でも使われており、古くから食欲増進を期待して親しまれてきました。消化の促進をサポートするとともに、気持ちを高揚させる働きも期待できます。

お酒やお茶など、ドリンクの香りづけとしてよく用いられる香りです。

食欲を抑えるのにおすすめのアロマ

食欲を抑える香りを持つエッセンシャルオイルは、ダイエットや食べすぎ防止に役立ちます。

食欲を抑制する代表的な香りを2つご紹介しましょう。

〇バニラ
甘い香りが特徴のバニラは、その香りをかぐことで「甘いものを食べている」と脳が錯覚し、間食などを減らすサポートをしてくれます。

ストレスを緩和させ、気持ちを落ち着かせる効果も期待できるため、空腹で眠れないときなどに重宝するでしょう。

〇ペパーミント
ペパーミントならではの清涼感ある香りが食欲を紛らわせ、空腹を感じにくくさせてくれると言われています。

また、ペパーミントの香りによって交感神経を活性化させることで代謝がアップし、脂肪燃焼をサポートする嬉しい効果も期待できるエッセンシャルオイルです。

消化を促すのにおすすめのアロマ

消化を促すエッセンシャルオイルは、お腹の調子を整えたいときに重宝します。

代表的な香りを2種類ピックアップしてご紹介しましょう。

〇アニスシード
アニスシードは、ギリシャやエジプトが原産地で、古くから薬草として用いられてきました。

料理やお菓子、お酒の香りづけにもよく用いられる香りです。

スパイシーな香りが特徴で、胃腸の消化を促進させる効果や、お腹にたまったガスを排出させる効果が期待できます。

〇アンジェリカルート
アンジェリカルートは、ヨーロッパで古くから親しまれ、「天使のハーブ」と呼ばれることもあります。

甘さを感じるビターでスパイシーな香りで、抗炎症作用が期待できるエッセンシャルオイル。

そのため、消化器系のトラブルも緩和されるといわれています。

ほかにも、抗アレルギー抗ウィルス効果も期待できる、健康面にメリットが多数あるとされる香りです。

ハーブを食事に取り入れるのも効果的

いつもの料理に香りをプラスして、より魅力的に仕上げるには、自宅でハーブを育てる方法もおすすめです。

そこでここでは、比較的、自宅でも育てやすいハーブ3種類ピックアップしてご紹介します。

バジル

バジル

バジルは、ピザやパスタなど、イタリア料理によくマッチするハーブです。

バジルにはいくつか種類がありますが、イタリア料理によく使用される種類は「スイートバジル」。

パスタソースや肉のソテー、ピザなど、さまざまな料理に活用できます。

種から育てる場合は4~6月ごろに種まきを、苗の場合は5~7月に植えるのがおすすめです。日当たりの良い場所で、乾燥に注意して育てましょう。

パクチー

エスニック料理のアクセントとして人気があるハーブと言えば「パクチー」。

病みつきになる方も多い個性的な香りで、炒め物などの料理に加えるのはもちろん、サラダとしてそのまま食べることもできます。

プランターや家庭菜園、水耕栽培など、さまざまな育て方が可能。

3~8月ごろに種まきを行い、5~11月ごろまでが収穫時期です。

基本的に日当たりが良い場所を好みますが、多少の日陰でも栽培できます。蒸れに弱いハーブのため、水はけのよい土を使用しましょう。

シソ(大葉)

清涼感のある香りが特徴のシソ(大葉)は、薬味としてはもちろん、パスタや天ぷらなど、和食から洋食までさまざまなジャンルの料理にマッチするハーブです。

殺菌効果防腐効果も期待できるため、お弁当の彩りにするのもおすすめ。

種から育てる場合は、4月下旬~6月中旬までに種まきを、苗は4月下旬ごろに植えるのが適しています。生命力が強く、多少日当たりが悪い場所でもよく育ちます。

管理栄養士としてのスキルアップにアロマの知識を

心や体を豊かにするエッセンシャルオイルの香りは、シンプルに香りだけを楽しむことはもちろん、料理のアクセントとしても重宝します。

食との深い関わりがあるエッセンシャルオイルを学ぶことで、管理栄養士としてのスキルアップも狙えるはずです。

アロマ専門スクール『パルファム』では、初心者からでも学べるカリキュラムが整っている、魅力的なスクール。

体験レッスンもあるため、エッセンシャルオイルの魅力を気軽に肌で感じられます。

管理栄養士としてランクアップを目指している方は、ぜひパルファムのようなスクールでエッセンシャルオイルの知識を身につけてみてください。

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この記事の監修者

  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール PERFUME 代表

    【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

    【書籍】
    「アロマテラピー丸わかり便利帖」メイツ出版 監修

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  • 松江Tomoko 朋子Matsue

  • アロマスクール
    PERFUME 代表

  • 【保有資格】
    NARD認定アロマトレーナー / JAA認定アロマインストラクター / AEAJ公益社団法人日本アロマ環境協会歩人正会員 / NHAホリスティックハーブインストラクター / NHAハーバルフードオーガナイザー

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