アロマの香りが好きな方には、アロマセラピストという仕事に興味を持つ方もいるでしょう。
そこで今回は、アロマセラピストとはどんな仕事なのか、必要なスキルやおすすめの資格などを詳しく解説していきます。
アロマセラピストになりたい方や、仕事内容などに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
アロマセラピストとはどんな仕事?
まずは「アロマセラピスト」とはどんな仕事なのかをご紹介します。
カウンセリング
カウンセリングでは、サロンに訪れたお客様が抱える悩みや不調などを聞き、解消に導くための精油やトリートメントを提案します。
お客様の気持ちに寄り添い、生活習慣や食生活、仕事内容などを詳しく聞いて、一人ひとりに合った提案をすることが大切です。
また、カウンセリングは緊張しているお客様をリラックスさせる目的もあります。
お客様の話をしっかりと聞き、コミュニケーションを取ることで、安心感と信頼を与えることができるでしょう。
カウンセリングでは、日常にアロマを取り入れる方法などをアドバイスすることもあります。
アロマを用いたトリートメント
カウンセリングが終わると、精油の専門知識を生かして施術を行います。
アロマテラピーは、精油の香りを用いて心と身体のバランスを整えていく施術です。
アロマテラピーには、精油が入ったお湯に全身または身体の一部を浸ける沐浴法や精油成分を鼻や口から吸うことで呼吸器系の不調を緩和する吸入法、精油成分を含んだ蒸気を顔に当てることで血行促進や皮膚に潤いを与えるフェイシャルスチーム、精油と湯で濡らしたタオルを身体の一部に充てる湿布法、精油を入れたトリートメントオイルを顔や身体に塗布するトリートメント法などさまざまな方法があります。
その中でも、アロマを使ったトリートメントは、アロマセラピストが精油を入れたトリートメントオイルをお客様に塗布する施術で、心地よさや開放感を感じてもらうことが期待できます。
その他
アロマセラピストは、お客様と直接関わること以外にもさまざまな仕事があります。
サロン内の掃除をしたり、タオルやシーツ、その他の備品を整えたりするのも大切な業務です。
また、サロン内のBGMの選定や電話対応、会計処理等事務作業を行うこともあります。
アロマセラピストに必要なスキル
アロマセラピストにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。ここでは、実際にアロマセラピストになるにあたって必要なスキルをみていきます。
精油の基礎知識
アロマセラピストはお客様に合った精油を選んだり説明をしたりしなければいけません。
そのためにも、正しい精油の基礎知識が必要です。
精油の種類や作用、正しい選び方や使い方、ブレンド方法などを学び、お客様の悩みや疑問に対して柔軟に対応しましょう。
コミュニケーション能力
アロマセラピストには、コミュニケーション能力も必要です。
トリートメントの前に必ず行うカウンセリングでは、お客様の悩みや求めていることを聞き、適切な施術やアドバイスを提案しなければいけません。
そのためにも、緊張でうまく話せないお客様ともしっかりとコミュニケーションを取り、相手の気持ちや感情を汲み取ることが重要となります。
オイルトリートメントの技術
アロマセラピストには、精油の知識に加え、正しいオイルトリートメントの技術も必要です。
アロマのオイルトリートメントは、精油とオイルを希釈したトリートメントオイルを使い、セラピストの手でお客様の疲れを和らげたりコリをほぐしたり、リラックスを与えたりしていきます。
お客様の悩みに応じた正しいアプローチが重要となるので、技術の習得は必須といえます。
アロマセラピストを仕事にするには
アロマセラピストを仕事にするためには、資格が必要なわけではありません。
資格がなくてもアロマセラピストにはなれますが、アロマセラピストを仕事にする際は、アロマテラピーについて正しい知識や技術を身に付けるためや、お客様から安心感や信頼感を得るためにも、認定スクールなどで民間資格を取得するケースがほとんどです。
スクールなどに通うことで、専門の知識や技術、接客やコンサルテーションなどについても学ぶことができ、資格取得もしやすくなるでしょう。
アロマセラピストを仕事にするためにおすすめの資格
現在アロマセラピーには、いくつかの資格や検定があります。
ここでは、その中でもアロマセラピストを仕事にしたい方におすすめの資格を紹介します。
ご紹介する3つの資格は、「パルファム」のプロフェッショナルコースでも取得可能です。
NARD JAPAN ナード・アロマテラピー協会
NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)は、ベルギー発祥の国際的なアロマテラピーの団体です。
フランスやベルギーでは、医療分野でもアロマを取り扱っており、そのことをメディカルアロマといいます。
NARD JAPANは、メディカルアロマの普及や啓蒙活動を行っており、資格取得コースではメディカルアロマについて学ぶことができます。
NARDは、「アロマテラピー・ベーシック」「リラックス・トリートメントコース」の入門コースを2つと、「アロマ・アドバイザー」「アロマ・インストラクター」「アロマセラピスト」の資格取得コース3つを主催。
また、アロマテラピーの講師になるための「アロマ・トレーナー」「アロマセラピスト・トレーナー」という2つのセミナーを主催しています。
AEAJ
AEAJは、日本で唯一の公益社団法人で、日本最大級の会員数をもつ協会です。
AEAJは、アロマ検定と呼ばれる「アロマテラピー検定1級・2級」と、「アロマテラピーアドバイザー」「アロマインストラクター」「アロマセラピスト」「アロマブレンドデザイナー」「アロマハンドセラピスト」の資格取得コースを主催しています。
JAA 日本アロマコーディネーター協会
JAA認定アロマコーディネーター協会では、アロマに関する正しい専門知識や技術が身に付いていることを証明する資格を取得できます。
他のアロマ協会に比べ、チャイルドケアや介護、アーユルヴェーダなど、さまざまな種類の資格を取り揃えているのも特徴です。
アロマコーディネーターの資格を取得すると「JAA認定インストラクター」という難易度の高い資格にも挑戦できます。
また、アロマのショップやサロンの開業、セミナー開催などの活動時に、JAAからの活動支援も受けることが可能です。
アロマセラピストの資格の選び方
数あるアロマセラピストの資格の中から、どの資格を取得すればいいのか悩むこともあるかもしれません。
そこで資格の選び方のポイントを紹介していきます。
3大協会がおすすめ
アロマセラピストの資格の中でも、特におすすめなのが「NARD」「AEAJ」「JAA」の3大協会が認定する資格です。
この3大協会の資格は、アロマテラピー業界の中でも認知度が高いため、就職や開業の際に役立つでしょう。
これらの資格を取得するには、一定の条件を満たしているアロマスクールやアロマ教室で受講し資格取得を目指すことになります。
NARDなら医療や介護の分野でも活躍できる
NARDには、医療や介護、福祉といった現場でアロマテラピーの知識と技術を役立てることを目的とした「メディカルテラピー」という分野があります。
メディカルアロマは、本場であるフランスやベルギーで正式に医療として扱われています。
そんな科学的な根拠に基づいたフランス式のアロマテラピーを学ぶことができる資格です。
アロマ三大協会の中でも、メディカルアロマに対して最も権威のある資格はNARDの認定資格。
サロンではもちろん、医療機関や介護でアロマの資格を生かし活躍したい場合は、NARDの資格を取得するとよいでしょう。
まとめ:アロマセラピストを仕事にしよう
アロマセラピストを仕事にする際に、知っておきたいことを紹介しました。
アロマセラピストは、精油の香りやはたらきを生かしてお客様の悩みを解消したり癒したりする仕事です。
人の身体に触れたりアドバイスしたりする仕事だからこそ、お客様との信頼関係や安心感が大切となります。
セラピストとして信頼してもらうためには、専門的な知識や技術を持っている証明となる資格を取得するとよいでしょう。
「パルファム」では、3大協会である「NARD」「AEAJ」「JAA」の資格取得を目指すことが可能です。
その他にも、ハーブ・薬膳講座などのコースもあり自分の学びたい分野を選べます。
レッスンはフリータイム予約制なので、自分の予定に合わせて無理なく学べる環境です。
アロマセラピストを仕事にしたい、アロマのことを学びたいという方は、ぜひ、まずはパルファムの体験や説明会にご参加ください。
パルファム
https://aroma-therapy.co.jp/about_perfume/
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