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医療現場でアロマはどう活用される?導入事例・注意点・おすすめ資格を解説

医療現場では、患者さまの心身のケアや、より快適に過ごせる環境づくりを目的としてアロマが活用されることがあります。ただし、精油は天然由来のものでも、体調や使用方法によっては注意が必要です。

医療現場で安全に取り入れるには、精油の特性や適切な使い方を理解しておくことが欠かせません。

この記事では、医療現場でのアロマの活用事例をはじめ、医療従事者が学ぶメリットや必要な知識、関連資格、学習方法、スクールの選び方まで詳しく解説します。

医療現場でも活用されているアロマとは

医療現場では、治療そのものではなく、患者さまの心身のケアや快適な環境づくりを支える方法の一つとして、アロマが取り入れられることがあります。

ここでは、メディカルアロマの基本的な考え方や一般的なアロマテラピーとの違い、精油の香りが心身に働きかける仕組みについて解説します。

メディカルアロマとは

メディカルアロマとは、精油やアロマテラピーに関する知識を、医療や介護などの現場で生かす考え方です。患者さまが心地よく過ごせる環境づくりや、心身のケアを目的として取り入れられることがあります。

メディカルアロマは病気を治療する医療行為ではありません。医師による診断や治療に代わるものではなく、医療・介護現場で行われるケアを補完する方法の一つとして用いられ、少しずつ導入するクリニックも増えてきています。医療・介護の現場で、患者様やご利用者様に、アロマを活かすためには、精油を成分レベルまで掘り下げた知識とその特性、安全な使い方を詳細にわたり学ぶことが大切です。

メディカルアロマと一般的なアロマテラピーの違い

一般的なアロマテラピーは、香りを楽しんだり、心地よい空間づくりに取り入れたりと、日常生活の中で幅広く活用されています。一方、医療現場でアロマを取り入れる場合は、精油の成分や作用、安全性、使用を避けるべきケースなど、より専門的な知識が必要です。

ただし、「メディカルアロマ」と一般的なアロマテラピーの間に、法律上の明確な区分が設けられているわけではありません。

精油の香りが心身に働きかける仕組み

精油の香りを吸い込むと、芳香成分が鼻の奥にある嗅覚受容体で感知され、その情報が嗅神経を通じて脳へ伝わります。香りの情報は、感情や記憶などに関わる脳の領域とも関連して処理されることが知られています。

こうした仕組みを背景に、医療現場でもアロマの活用や研究が行われていますが、得られる作用には個人差があり、特定の効果を一律に期待できるものではありません。

匂いと化学構造の関係については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてお読みください。

https://aroma-therapy.co.jp/column/aroma-fragrance/scent-chemistry

医療現場でアロマを取り入れるのに資格は必要?

アロマテラピーに関する資格は民間資格であり、アロマ関連資格を取得しても医療行為が認められるわけではありませんが、その有用性が徐々に認められてきていることも事実で、今後ますますメディカルアロマへの認知度が高まっていくと思われます。

またアロマテラピーに関する資格は民間資格だからこそ、それぞれの学ぶ内容によって、習得できる知識・技術に大きな差が生まれます。医療現場でアロマを取り入れるには、医療現場で通用する知識レベルを習得することが大事です。

もちろん医療行為として行う場合は、医師との連携や管理下で、看護師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士、作業療法士などの国家資格が必要になる場合があります。

医療現場でのアロマ導入事例

医療・介護の現場では、患者さまの状態や施設の方針に合わせてアロマが活用されることがあります。

ここでは、産婦人科・助産院、緩和ケア・終末期医療、介護現場での具体的な導入事例や活用方法について紹介します。

①産婦人科・助産院での活用

産婦人科や助産院では、妊娠中や出産時に心地よく過ごせる環境づくりの一環として、芳香浴やアロマトリートメントを取り入れている施設があります。

ただし、妊娠中は精油の種類や使い方によって注意が必要です。妊婦さんの体調や妊娠経過を確認し、専門的な知識のもとで安全に活用する必要があります。

医療分野でのアロマの活用法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてお読みください。

https://aroma-therapy.co.jp/column/medical-aroma/utilization-of-medical-aroma

②緩和ケア・終末期医療での活用

緩和ケアや終末期医療では、患者さまが穏やかに過ごせるよう支えるケアの一つとして、芳香浴やアロマトリートメントが取り入れられることがあります。

アロマは病気を治療するものではないため、患者さま本人の希望を尊重し、体調や治療状況などを確認しながら適切に活用することが重要です。

パルファムの講師、藤井先生(看護師)の終末医療への導入事例

https://aroma-therapy.co.jp/instructor/fujii/

③介護現場での活用

高齢者施設や在宅介護では、心地よい居室環境づくりや利用者とのコミュニケーションのきっかけとして、芳香浴や手足へのアロマトリートメントが取り入れられることがあります。

高齢者は複数の疾患を抱え、多くの薬を使用している場合もあるため、健康状態や治療内容を確認し、安全性に配慮して活用することが大切です。

パルファムの講師、清水先生(医療分野アロマセラピスト)の医療への導入事例

https://aroma-therapy.co.jp/instructor/shimizu/

医療従事者がアロマを学ぶメリット

医師や看護師、介護職などがメディカルアロマを学ぶことで、患者さまへのケアの幅を広げるとともに、患者様やご利用者様のQOLを高めることができます。

ここでは、医療・福祉の専門知識にアロマの知識を加えることで期待できるメリットを3つ紹介します。

①患者へのケアの選択肢を広げられる

アロマの知識を身につけることで、芳香浴やアロマトリートメントなど、患者さまの状態や勤務先の方針に応じたケアの選択肢を広げることが可能です。

医療的な治療とは役割が異なりますが、患者さまが心地よく過ごせる環境づくりや、会話を始めるきっかけなど、日々のケアに活かせる場面があります。またアロマトリートメントを導入しているクリニックでは、有効性が確認されているという情報もあります。

パルファム運営訪問看護リハビリステーションでの看護師・理学療法士による導入事例

https://aroma-therapy.co.jp/instructor/matsue/

 

②精油の知識を身に付け安全な活用につなげられる

精油は植物由来であっても、種類や濃度、使用する方の健康状態によっては適さない場合があります。アロマを体系的に学ぶことで、精油の成分や特徴、適切な希釈方法や使用量、禁忌などの知識を身につけることが可能です。

さまざまな患者さまと接する医療従事者だからこそ、安全性を十分に理解したうえで活用する必要があります。

③医療・介護分野で専門性を活かせる

医療・介護の専門知識にアロマの知識を加えることで、仕事の幅が広がる可能性があります。勤務先でアロマを用いたケアに携わったり、患者さまや利用者様への提案に知識を活かしたりすることができます。

医療・介護の専門性にアロマの付加価値としての導入にご興味ありましたら、ぜひ無料体験にお越しください!アロマの医療・介護への導入事例や実際の学び方をご案内しています。

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医療現場でアロマを活用するために必要な知識と注意点

医療現場でアロマを安全に活用するには、精油の特徴だけでなく、成分や濃度、使用方法、禁忌などの知識が必要です。

ここでは、患者さまの体調や治療状況にも配慮しながらアロマを取り入れるために、身につけておきたい知識と注意点を解説します。

またメディカルアロマの導入事例については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせてお読みください。

https://aroma-therapy.co.jp/column/medical-and-nursing-care-sites

①精油の特徴や使用方法を正しく理解する

精油は原料となる植物によって含まれる芳香成分が異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで使用することが大切です。

また、芳香浴やトリートメントなど、使用方法によって注意すべき点も変わります。精油の原液を安易に皮膚へ塗布しないなど、安全に扱うための基本的なルールを学び、目的に合った方法で使用する必要があります。

②禁忌や使用量など安全性に関する知識を身につける

精油を安全に扱うためには、適切な濃度や使用量、希釈方法に加え、使用を避けるべきケースについても理解しておく必要があります。

特に妊娠中の方や高齢者、乳幼児への使用には注意が必要です。NARDでは、妊娠中に芳香浴以外のアロマテラピーを行う場合は十分注意し、トリートメントを受ける場合は主治医や経験を積んだ専門家に相談すること、3歳未満の乳幼児には芳香浴以外を行わないことを案内しています。天然由来だから安全とは限らないため、使用する方の状態や精油ごとの注意事項を確認しましょう。

③患者さまの体調や治療内容を考慮して使用する

医療現場でアロマを取り入れる際は、患者さまの疾患や体調、服用中の薬、アレルギーの有無などを確認することが大切です。必要に応じて医師と連携しましょう。

また、香りの好みや感じ方には個人差があるため、患者様のお好みを最優先することが、効果的な結果を得やすいです。

医療従事者におすすめのアロマ関連資格

医療現場でアロマの知識を活かしたい方は、目的に合った民間資格を選ぶことが大切です。資格によって、精油の成分や安全な使用方法を中心に学ぶものから、リンパケアなど関連分野まで扱うものまで、学習内容は異なります。

ここでは、NARD JAPAN・TAJ・AEAJの資格について、特徴や学べる内容を紹介します。

NARD JAPAN認定 アロマ・アドバイザー

NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーは、精油の化学や成分とその作用、禁忌事項、安全な使用方法などを体系的に学べる内容で、医療分野で活用できるレベルの資格です。精油の特性を理解して適切に選ぶための基礎知識を身につけられるため、医療・介護の仕事にアロマを取り入れたい方にも適しています。

NARD認定校パルファムの「メディカルアロマセラピストコース」では、NARD認定アロマ・アドバイザー資格取得に必要な内容に加え、解剖生理や全身のオイルトリートメント技術まで幅広く学び、資格取得だけでなく、医療・介護の現場を想定した知識や技術まで習得します。

無料体験レッスンは毎日実施中!授業の進め方や学べる内容、医療・介護への導入事例を紹介しています。

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TAJ認定メディカルリンパケアリスト

TAJとは日本トリソフィーセラピー協会の略称です。TAJでは、統合医療の両壁の一つである補完・代替医療(alternaitive medicine)による人の心身のトータルケアの学術研究と健全な普及を目指して活動しています。

「介護へのメディカルアロマ」「心身へのセラピスト」を育成、「メディカルリンパケアリスト」「メディカルアロマ心理カウンセラー」「介護メディカルアロマセラピスト」の資格認定を行い、補完・代替医療のレベルアップを目指して活動しています。

AEAJ 認定アロマセラピスト

AEAJ認定アロマセラピストは、アロマテラピーに関する幅広い知識と、トリートメントを行うための技術を体系的に学べる資格です。

医療従事者に特化した資格ではありませんが、精油や人体に関する知識、施術技術などを学べるため、アロマを基礎から幅広く身につけたい方の選択肢となります。

またクリニックでのアロマセラピスト募集では、「AEAJ認定アロマセラピスト」も人気です。

医療従事者がアロマを学ぶ方法

医療従事者がアロマを学ぶ方法には、スクールへの通学やオンライン講座、独学などがあります。学べる内容や実技指導の有無、費用、学習ペースはそれぞれ異なるため、目的に合った方法を選ぶことが大切です。

ここでは、資格取得や医療現場での活用を目指す方に向けて、それぞれの学習方法の特徴を紹介します。

①アロマスクールに通う

アロマスクールでは、講師から直接指導を受けながら、精油の基礎知識や安全な使い方、トリートメント技術などを体系的に学べます。

特に実技を伴う資格を目指す方や、対面で技術を身につけたい方に適した方法です。仕事と両立する場合は、開講日や振替制度、通いやすさなども確認して選びましょう。

②オンライン講座で学ぶ

オンライン講座は自宅などから受講できるため、勤務時間が不規則な医療従事者でも自分の生活に合わせて学びやすい方法です。

録画授業やライブ授業など受講形式は講座によって異なります。パルファムのオンライン授業は、動画視聴ではなく、ZOOMを使い対面と同じ授業形式です。トリートメントなどの実技も習得したい場合は、対面指導の有無を確認しましょう。

③独学で基礎知識を身につける

書籍や資格団体の教材を活用すれば、費用を抑えながら自分のペースでアロマの基礎知識を学べます。ただし、独学では精油の安全な使い方や実技について自己判断になりやすい点に注意が必要です。

医療現場での活用や実技を伴う資格取得を目指す場合は、スクールなどで専門家から体系的に学ぶ方法も検討しましょう。

医療従事者向けのアロマスクールを選ぶ際のポイント

医療現場でアロマの知識を活かしたい場合は、精油の安全性や禁忌まで体系的に学べるスクールを選ぶことが大切です。カリキュラムや取得できる資格に加え、医療現場を理解した講師が在籍しているかどうかも確認しましょう。

ここでは、医療従事者がアロマスクールを選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

①医療現場での活用を想定したカリキュラムがあるか

医療現場でアロマを活かしたい場合は、精油の知識だけでなく、患者さまへのケアや医療・介護での活用を想定した内容が学べるか確認しましょう。

実習や具体的な活用事例が含まれているかに加え、医療従事者向けのコースや医療従事者の受講実績、医療・介護の経験を持つ講師が在籍しているかも重要な判断材料です。

②精油の安全性や禁忌について詳しく学べるか

医療現場ではさまざまな健康状態の患者さまと接するため、精油を安全に扱うための知識を詳しく学べるか確認しましょう。

精油の成分や適切な濃度、希釈方法、禁忌、使用上の注意などがカリキュラムに含まれていることが重要です。香りや精油の特徴だけでなく、安全な使用方法を体系的に学べる講座を選びましょう。

③自分の目的に合った資格が取得できるか

現在の仕事にアロマを取り入れたいのか、将来的にアロマに関する活動の幅を広げたいのかによって、適した資格は異なります。

スクールを選ぶ際は、取得できる資格や認定団体、必要な期間・費用を確認しましょう。資格名だけで決めず、学べる知識や技術が自分の目的に合っているかまで比較することが大切です。

医療現場で活かせるアロマの資格取得なら「パルファム」

医療現場でアロマを活かすには、精油の特性だけでなく、安全性や禁忌、身体の仕組みなどを体系的に学ぶことが大切です。パルファムでは、薬剤師、看護師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師など、専門資格と現場経験を持つ講師から、専門的な知識や技術を学べます。

フリータイム予約制やオンライン受講にも対応しており、仕事と両立しながら学びやすい点も特徴です。就職・開業サポートも用意されているため、資格取得後の活躍まで見据えて学びたい方は、受講や資料請求を検討してみてください。

まとめ

医療現場でアロマを活用するには、精油の特徴や使用方法に加え、安全性や禁忌などの専門知識を身につけることが大切です。医療・介護の仕事にアロマを取り入れたい方は、実践を想定した内容もあると、より生かしやすいです。

パルファムでは医療資格や介護資格を持ち、実際の導入実績がある講師から学び、導入事例も学ぶことができます。

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