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メディカルアロマセラピストとは?仕事内容や資格の取り方、医療・介護現場での活用術を解説

「メディカルアロマセラピストとはどのような仕事?」「資格を取るにはどうすればいい?」と気になる方もいるでしょう。メディカルアロマセラピストは、精油の特徴や成分、安全な使い方、身体の仕組みなどを学び、その知識をトリートメントやセルフケアの提案などに活かす人を指すことがあります。本記事では、仕事内容や資格・学習方法、医療・介護現場で知識を活かす際の考え方を解説します。

メディカルアロマセラピストとは?

メディカルアロマセラピストとは、精油の香りだけでなく、精油に含まれる成分や安全性、身体の仕組みなどについて学び、アロマテラピーを活用する人を指すことがあります。

ただし、「メディカルアロマ」や「メディカルアロマセラピスト」には、日本の法律上で統一された資格・職業の定義があるわけではありません。
スクールや認定団体によって名称やカリキュラム、取得できる資格が異なるため、メディカルアロマセラピストを目指す場合は、資格の名称だけで判断せず、学習内容や取得条件を確認することが重要です。

また、アロマテラピーに関する民間資格を取得しても、病気の診断や治療などの医療行為を行えるようになるわけではありません。医療・介護現場で知識を活用する際は、自身が保有する資格の業務範囲や施設の方針を守る必要があります。

一般的なアロマセラピストとの違い

アロマセラピストは、精油に関する知識やトリートメント技術などを活かし、リラクゼーションや美容を目的としたサービスを提供する仕事です。

一方、「メディカルアロマ」と呼ばれる分野では、精油の種類や香りだけでなく、含有成分や化学、解剖生理、安全な使用方法などをより詳しく学ぶ傾向があります。

ただし、「一般的なアロマ=香りだけ」「メディカルアロマ=治療目的」と単純に分けられるものではありません。どのような内容を学ぶかは認定団体やスクールによって異なります。

メディカルアロマセラピストを目指す場合は、精油の知識に加えて、身体についてどの程度学ぶのか、トリートメントなどの実技を身につけられるのかといった点まで確認しましょう。

精油の成分や安全性について学ぶ

メディカルアロマを学ぶ際の特徴の一つが、精油を構成する成分について理解を深めることです。

精油は植物から抽出された芳香物質であり、精油ごとに含まれる成分や特徴が異なります。講座によっては、芳香分子や化学的な分類について学び、精油の特徴を成分から捉える方法を身につけます。

また、精油は天然由来だからといって、どのような使い方をしても安全というわけではありません。使用量や濃度、使用する人の状態などによって注意が必要な場合もあるため、安全な活用方法や禁忌・注意事項について学ぶことも重要です。

精油やキャリアオイルなど、アロマテラピーで使用するオイルについて詳しく知りたい方は、「メディカルアロマに使用するオイル|精油・キャリアオイル・トリートメントオイル」も参考にしてください。

メディカルアロマセラピストの仕事内容

メディカルアロマセラピストの仕事内容は、取得している資格や勤務先、働き方によって異なります。

アロマサロンなどでは、カウンセリングや精油の選択・ブレンド、アロマトリートメント、セルフケア方法の提案などを担当することがあります。

ここでは、代表的な仕事内容を紹介します。

①カウンセリング

アロマトリートメントなどを提供する場合は、施術前にお客さまの希望や体調、香りの好みなどを確認します。

精油の使用にあたって注意すべき点がないかを確認するため、健康状態やアレルギーの有無、生活習慣などについて聞き取ることもあります。

ただし、アロマセラピストによるカウンセリングは、医師による問診や診断とは異なります。

相手の状態を正しく理解し、安全にサービスを提供するための情報収集として行うことが大切です。医療機関への受診が必要と考えられる場合は、アロマテラピーだけで対応しようとせず、適切な医療につなげる判断も求められます。

②精油の選択・ブレンド

カウンセリングで確認した希望や香りの好みなどを踏まえて、使用する精油を選択します。

精油を選ぶ際は香りだけでなく、各精油の特徴や成分、使用上の注意事項などを確認することが重要です。
複数の精油を組み合わせる場合は、香りのバランスや使用濃度にも配慮します。

メディカルアロマについて体系的に学ぶことで、「何となく好きな香りだから」という理由だけではなく、それぞれの精油の特徴や安全性を踏まえて選択するための知識を身につけられます。

③アロマトリートメント

サロンなどで働く場合は、精油を希釈したトリートメントオイルを使用し、身体へアロマトリートメントを行うこともあります。

安全かつ心地よい施術を提供するためには、手技だけでなく、身体の構造や皮膚、衛生管理、適切な力加減などについて学ぶことが大切です。

また、アロマトリートメントは医療機関で行われる治療や医療行為とは異なります。

施術を仕事にしたい場合は、精油に関する知識だけでなく、実際に講師の指導を受けながらトリートメント技術を身につけられる講座を選ぶとよいでしょう。

④セルフケアの方法を提案する

アロマセラピストは、日常生活でアロマテラピーを楽しむための方法を紹介することもあります。

たとえば、芳香浴やアロマクラフトなど、ライフスタイルに取り入れやすい方法を提案できます。

ただし、精油には使用上の注意事項があり、年齢や体調などによって適さない使い方もあります。

相手が安全にアロマテラピーを楽しめるよう、精油の特徴や注意事項まで含めて伝えることも、専門的に学んだ人の役割の一つです。

メディカルアロマの知識を活かせる場所

メディカルアロマについて学んだ知識や技術は、サロンをはじめ、さまざまな場所で活かせる可能性があります。

ただし、特に医療・介護現場では、アロマに関する民間資格だけで医療行為を行えるわけではありません。

施設の方針や自身の保有資格、対象となる方の状態などを踏まえ、安全な範囲で活用することが前提です。

①医療現場

医療現場では、患者さんのリラクゼーションや療養環境の向上などを目的として、アロマテラピーが取り入れられる場合があります。

看護師や助産師などの医療従事者が、勤務先の方針や医師などとの連携のもと、自身の専門業務にアロマの知識を取り入れるケースもあります。

一方、アロマテラピー関連の民間資格を取得しただけで、病気の治療や診断、医療行為ができるようになるわけではありません。

医療分野でどのようにアロマテラピーが取り入れられているのかについては、「医療分野でのアロマの活用方法を紹介!近年注目のメディカルアロマセラピーについて」も参考にしてください。

②介護・福祉現場

介護・福祉の現場でも、利用者が香りを楽しんだり、コミュニケーションのきっかけとして活用したりする目的で、アロマテラピーが取り入れられる場合があります。

ハンドトリートメントなどを通して利用者と触れ合うことが、コミュニケーションの機会になることもあるでしょう。

ただし、高齢者や持病のある方は、使用する精油や濃度などに特に配慮が必要です。

介護施設などで使用する際は、施設のルールや利用者の健康状態を確認したうえで、必要に応じて医療・介護の専門職と連携することが重要です。

医療・介護現場での活用事例については、「メディカルアロマの導入事例|医療・介護現場に活かすアロマテラピー」でも紹介しています。

③サロン・美容分野

アロマサロンやリラクゼーションサロン、エステサロンなどは、アロマテラピーの知識やトリートメント技術を直接活かしやすい場所です。

精油の特徴を踏まえて香りを提案したり、アロマトリートメントを提供したりするほか、アロマクラフトなどのメニューを取り入れる方法もあります。

精油だけでなく、接客やカウンセリング、衛生管理、トリートメント技術まで学んでおくことで、サービスの幅を広げやすくなるでしょう。

④独立・開業

経験を積んだ後、自宅サロンやアロマスクールなどを開業する働き方もあります。

自分の得意分野や学んだ知識を活かして、トリートメントを中心としたサロンやアロマ講座などを提供できます。

ただし、開業する際は資格や技術だけでなく、関連法令や広告表現、衛生管理、集客、経営などについても理解しておく必要があります。

特に「治療」「診断」「治る」といった医療行為を想起させる表現には注意が必要です。提供できるサービスの範囲を理解したうえで、適切に運営しましょう。

メディカルアロマセラピストになるために資格は必要?

日本では、「メディカルアロマセラピスト」として活動するために必須となる国家資格はありません。

また、「メディカルアロマセラピスト」という名称の資格が一つに統一されているわけでもなく、複数の民間団体やスクールが、それぞれのカリキュラムや資格を設けています。

そのため、資格を選ぶ際は名称だけを見るのではなく、以下のような点を確認することが大切です。

  • 精油の成分や安全性について学べるか
  • 解剖生理など身体に関する知識を学べるか
  • アロマトリートメントの実技を学べるか
  • 講師から実技指導を受けられるか
  • 資格取得後の就職・開業サポートがあるか

仕事としてアロマテラピーを活用したい場合は、目指す働き方から逆算して必要な知識や技術を学べる資格・講座を選びましょう。

メディカルアロマを学ぶ主な資格・学習ルート

メディカルアロマについて専門的に学ぶ方法には、複数の選択肢があります。

たとえば、NARD JAPANでは精油の化学や人体などについて学ぶ「アロマ・アドバイザー」のほか、アロマトリートメントを職業として提供したい方向けの「アロマ・セラピスト」資格も設けています。

また、スクール独自のカリキュラムとして、精油の専門知識とトリートメント技術を組み合わせて学ぶ方法もあります。

①NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー

NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)のアロマ・アドバイザーは、アロマテラピーについて基礎から体系的に学ぶ資格です。

精油の特徴だけでなく、芳香成分や化学、身体の仕組み、安全な活用方法などについて学びます。

精油についてより専門的に理解したい方や、アロマテラピーの知識を仕事や日常生活に活かしたい方にとって、学習の土台となる資格の一つです。

NARD JAPANの資格体系について詳しく知りたい方は、「NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会)とは?資格を取るメリットも紹介」もあわせてご覧ください。

②NARD JAPAN認定アロマ・セラピスト

NARD JAPANには、アロマトリートメントを職業として提供したい方を対象とした「アロマ・セラピスト」資格もあります。

アロマトリートメントの理論・実技だけでなく、コンサルテーション、人体の仕組み、サロン運営に関わる法令などについて学ぶことが特徴です。

アロマ・セラピストコースを受講するには、原則としてNARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー以上の資格が必要です。

「精油の知識だけでなく、トリートメントまで専門的に学びたい」という方に適した選択肢の一つといえるでしょう。

精油の知識とトリートメント技術を組み合わせて学ぶ

資格取得とトリートメント技術の学習を組み合わせる方法もあります。

パルファムの「メディカルアロマセラピストコース」では、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーの資格取得カリキュラムと、全身オイルトリートメントを体系的に学びます。

精油の化学や解剖生理などについて学ぶだけでなく、フェイシャルやボディ、リフレクソロジーなどの実技も身につけられることが特徴です。

コースは全36回・合計72時間で、受講料金は328,900円(税込)、教材費は70,400円(税込)です。

取得を目指せる資格は、以下の2つです。

  • NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー
  • TAJ認定オルタナティヴセラピスト

なお、「メディカルアロマセラピストコース」はパルファムのコース名称であり、「メディカルアロマセラピスト」というNARD JAPAN認定資格を取得するものではありません。

メディカルアロマを学ぶ3つのメリット

メディカルアロマについて学ぶメリットは、資格を取得できることだけではありません。

精油を安全に使用するための知識や身体についての理解を深めることで、日常生活や現在の仕事など、さまざまな場面で学びを活かしやすくなります。

①精油を根拠を持って選びやすくなる

精油について体系的に学ぶことで、「香りが好きだから」という理由だけでなく、含まれる成分や特徴、安全性などを踏まえて選択するための考え方を身につけられます。

精油ごとの注意事項についても学ぶため、使用する人や場面に応じて、安全面に配慮した使い方を考えやすくなるでしょう。

こうした知識は、サロンなどでサービスを提供する場合だけでなく、自分や家族がアロマテラピーを楽しむ際にも役立ちます。

②現在の仕事に知識を取り入れられる場合がある

看護・介護・美容など、人と関わる仕事をしている方が、現在の専門性にアロマテラピーの知識を加える方法もあります。

たとえば、香りを用いたリラクゼーションやコミュニケーション、快適な環境づくりなどに知識を活かせる場合があります。

ただし、医療・介護の現場では、アロマの民間資格だけで医療行為を行えるわけではありません。

自身の専門資格や勤務先の方針を踏まえ、適切な範囲で活用することが重要です。

③サロンへの就職や独立・開業に向けた知識を学べる

将来アロマサロンで働きたい方や独立・開業を考えている方にとって、専門的な知識や実技を学ぶことはキャリアを考えるきっかけになります。

特にトリートメントを提供したい場合は、精油の知識だけでなく、実技やカウンセリング、衛生管理などについても体系的に学んでおくことが大切です。

スクールによっては、資格取得後の就職や開業に関するサポートを受けられる場合もあります。

資格そのものだけでなく、卒業後にどのような働き方を目指せるのかまで確認してスクールを選びましょう。

メディカルアロマは今の仕事にどう活かせる?

メディカルアロマについて学ぶ目的は、アロマセラピストとして独立することだけではありません。

現在の仕事にアロマの知識を取り入れたいと考える方もいます。

ここでは、代表的な職種ごとに考えられる活用方法を紹介します。

①看護師・助産師などの医療従事者

看護師や助産師などの医療従事者は、医療の専門知識に加えて、精油の安全性や香りの活用方法について学ぶことで、患者さんが過ごす環境づくりやリラクゼーションなどに知識を活かせる場合があります。

ただし、実際に医療機関でアロマテラピーを導入できるかどうかは、勤務先の方針や対象となる患者さんの状態によって異なります。

個人の判断だけで実施するのではなく、医師をはじめとした関係職種と連携し、施設のルールに沿って活用することが大切です。

②介護職

介護の現場では、香りを楽しむレクリエーションやコミュニケーション、心地よい環境づくりなどにアロマテラピーの知識を活かせる場合があります。

また、精油の使用上の注意事項について学んでおけば、高齢者へ使用する際に注意すべきポイントを理解しやすくなります。

介護の現場でアロマを取り入れる場合も、利用者の健康状態や施設の方針を確認し、安全性を優先しましょう。

③セラピスト・美容関係者

すでにリラクゼーションや美容業界で働いている方は、精油についてより専門的に学ぶことで、アロマを取り入れたサービスの幅を広げられる場合があります。

香りの好みだけでなく、精油の特徴や安全な使用方法について説明できれば、お客さまへ提案する際にも役立つでしょう。

さらにトリートメント技術やカウンセリングについて学ぶことで、自分が目指すセラピスト像に合わせて専門性を深められます。

メディカルアロマセラピストを目指すなら「パルファム」

メディカルアロマについて専門的に学び、精油の知識とトリートメント技術の両方を身につけたい方には、アロマスクール「パルファム」がおすすめです。

パルファムのメディカルアロマセラピストコースでは、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーの資格取得カリキュラムと、全身オイルトリートメントを一つのコースで学べます。

精油の知識とトリートメントを体系的に学べる

パルファムでは、精油の特徴や成分、化学、解剖生理などについて学びながら、トリートメントの実技も身につけていきます。

知識だけを学ぶのではなく、フェイシャルやボディ、リフレクソロジーなど、実際の施術につながる内容を学べる点が特徴です。

将来サロンで働きたい方や、精油の専門知識とトリートメント技術の両方を身につけたい方に適しています。

フリータイム予約制で学びやすい

パルファムのメディカルアロマセラピストコースは、フリータイム予約制です。

仕事や家事などの予定に合わせて受講日を調整しやすいため、働きながら資格取得を目指したい方も自分のペースで学習を進められます。

また、学習中にわからない部分があった場合に利用できる補講制度も用意されています。

資格取得後の就職・開業も相談できる

パルファムでは、資格取得に向けた学習だけでなく、卒業後の就職や独立・開業についても相談できます。

「資格を取った後にサロンで働きたい」「将来自分のサロンを開きたい」など、目標に合わせてキャリアについて考えられることも特徴です。

自分にメディカルアロマセラピストコースが合っているか確認したい方は、まずは無料体験レッスンで、講座内容や授業の雰囲気を確認してみてください。

まとめ

メディカルアロマセラピストは、精油の特徴や成分、安全な使用方法、身体の仕組みなどについて学び、その知識をトリートメントやセルフケアの提案などに活かす人を指すことがあります。

ただし、日本では「メディカルアロマセラピスト」という名称に統一された国家資格があるわけではありません。また、アロマテラピー関連の民間資格を取得しても、診断や治療などの医療行為を行えるようになるわけではない点を理解しておくことが大切です。

資格・スクールを選ぶ際は、名称だけで判断せず、精油の知識、解剖生理、トリートメント実技など、自分が目指す働き方に必要な内容を学べるか確認しましょう。

アロマスクール「パルファム」のメディカルアロマセラピストコースでは、NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザーの資格取得カリキュラムと、全身オイルトリートメントを体系的に学べます。

メディカルアロマについて基礎から専門的に学び、将来の仕事やサロン開業などにつなげたい方は、無料体験レッスンで、自分に合った学び方を相談してみてください。