それでは、最近よくメディアなどで話題になっている「サステナブル」や「SDGs」とは具体的にはどういう意味なのでしょうか?
まず、今よく聞くサステナブル(sustainable)とは、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉です。
すなわちサステナブルな社会とは、持続可能な社会のことを指します。
未来の世代がずっと美しい地球で豊かに、そして平和に生活し続けられる。
そんな社会を作るために今、環境や資源を守る活動が求められています。
最近ニュースなどで耳にする機会が増えた、「サステナブル」や「SDGs」などの言葉をご存知ですか?
これらは、地球の自然環境を守り、平和な社会を実現するための取り組みを指す言葉です。
そして実はアロマテラピーも自然療法の一つとして、いま話題になっているサステナブルな社会作りやSDGsの目標達成のために、さまざまな形で貢献しています。
それでは、最近よくメディアなどで話題になっている「サステナブル」や「SDGs」とは具体的にはどういう意味なのでしょうか?
まず、今よく聞くサステナブル(sustainable)とは、sustain(持続する)とable(〜できる)からなる言葉です。
すなわちサステナブルな社会とは、持続可能な社会のことを指します。
未来の世代がずっと美しい地球で豊かに、そして平和に生活し続けられる。
そんな社会を作るために今、環境や資源を守る活動が求められています。
そんなサステナブルな社会を実現するために、2015年9月国連サミットによって、SDGs(Sustainable Development Goals)という国際目標が定められました。
その内容は主に「地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)」という誓いのもと、貧しい人々の救済や、地球環境や資源を守るために設定されたものです。
具体的には2030年までに目指すべきものとして、以下の17つの目標が掲げられました。
これらは発展途上国だけでなく、日本などの先進国も取り組むべき普遍的な課題です。
そしてそんなSDGを達成するためには国や企業のリーダーはもちろん、一人一人が地球のために何ができるかを考え、そして行動することが大切だといえるでしょう。
実はアロマテラピーは、そんなサステナブルな社会づくりにも役立っています。
なぜならアロマテラピーで扱う精油(エッセンシャルオイル)は、天然植物から抽出された100%自然由来の成分。
そんな「植物の恵み」が基本となるアロマテラピーに触れることは、そのまま自然環境に目を向けるきっかけにつながります。
都会の喧騒に包まれて忙しない日々を送っている人にも、きっと植物の香りが、かつて人と自然は一つだったことを思い起こさせてくれるはずです。
このほかにもアロマテラピーは、実際にその知識と技術を実践することで、以下のようにSDGsに貢献することが可能です。
SDGsには、「つくる責任 つかう責任」が12個目の目標として掲げられています。
これは、天然資源の持続的な管理と効率的な利用、廃棄物や放出される化学物質の削減を謳ったものです。
その中でも特に深刻な水質汚染の原因となっているのが、台所やトイレ、風呂、洗濯などの日常生活から生まれる生活排水。
その点、精油を利用した石鹸、シャンプー、洗剤などは自然に還るため、水環境への負担を減らす効果が期待されています。
実際にアロマ専門スクール『パルファム』の卒業生の中には、ヘッドスパなどメニューにアロマトリートメントを導入した美容院を開設した方もいらっしゃいます。
アロマテラピーは精油の香りを楽しんだり、心身ともに癒されるだけでなく、西洋医学を補完する代替補完医療としても利用されています。
代替補完療法は、概して毒性が少ないため、薬品による副作用を軽減する治療法として注目されるほか、環境汚染、経済問題など現代医学を取り巻くさまざまな問題を解決する一つの手段となりえます。
実際、精油は免疫力向上・感染予防などの健康管理に活かせるほか、最近では認知症の予防や進行を食い止めることでも注目されています。
このような観点からアロマテラピーは代替医療の一つとして、「すべての人に健康と福祉を」というSDGsの3つ目の目標に貢献しているといえるでしょう。
地球の運命は、私たちから私たちの子どもへ、そしてその子どもへと引き継がれていきます。
次の世代にサステナブルな社会作りという考え方をきちんと継承するのも、私たちの大切な役割の一つです。
アロマテラピーの活動の一つである香育は、精油(エッセンシャルオイル)を使った香りの体験教育。
次世代の担い手である子どもたちに、自然に目を向けてもらうための1つの手段です。
五感のひとつである嗅覚を通じることで、分かりやすく、そして効果的に人と植物の関わりや自然環境の大切さについて伝えることができます。
上記のように、アロマテラピーは医療や教育、環境保護などさまざまな観点からサステナブルな社会づくりに貢献しています。
当校もその一端を担うものとして、以下のような形でSDGs目標達成のために取り組んでいます。
パルファムはアロマテラピーの中でも、メディカルアロマに特化したアロマスクールです。メディカルアロマとはフランス発祥のアロマテラピーで、限りなく科学的根拠(エビデンス)に基づいた知識と技術を習得できるのが特徴。実際、その本場であるフランスやベルギーにおいて、現代でも正式な医療として認められています。
当校では主に、そんなメディカルアロマを使った補完代替医療や施術を学ぶことが可能です。また、誰もがその知識や技術を活用できるよう、当校の代表者である松江 朋子が監修した書籍 「アロマテラピー まるわかり便利帖」では、様々なシーンで実践できるアロマテラピーや、心や体の不調に役立つレシピを紹介しています。
パルファムはメディカルアロマ以外にも、アロマやハーブの専門スクールとして、自然療法の啓蒙活動(アロマの教育活動)を行っています。
まずは生徒様が「自分の好き」を仕事にできるよう、アロマ業界で通用する資格取得コースの開催や、転職活動をサポート。
そして、心身の健康増進をはかるアロマテラピーをたくさんの方に知っていただくため、アロマの出張講座も開催しております。
ご希望のテーマや参加人数に合わせて、オーダーメイドの講座をご用意いたしますので、子どもたちへの香育はもちろん、企業様向けには社員のストレスケア講座など、さまざまな企画・イベントにアロマテラピーをご活用いただけます。
ゴミを減らし、資源を大切にするための取り組みとしてはよく、3Rが謳われています。
3Rとは、物を大切に使いゴミを減らすReduce(リデュース)、使えるものを繰り返し利用する Reuse(リユース)、そしてごみを資源として再び利用する Recycle(リサイクル)のことです。
パルファムでもこの3Rにならって、アロマの容器はなるべくプラスチックではなく、ガラスボトルを利用。
オイルトリートメント講座などで使用したタオルも、オイルがたくさんつくものと、あまりつかないものに分けて管理し、洗濯も別々にするなど、なるべくタオルが長持ちするようび工夫しています。
国連サミットやSDGsなどという言葉を聞くと何だか壮大で、どこか遠い国の話のようにも思われますね。
しかし、温暖化や水質汚染、森林破壊などは間違いなく、私たちが今住んでいるこの地球で起きている問題で、今もなお進行を続けています。
そして残念ながら、国や企業の努力だけでは、こういった環境問題の根本的な解決をはかることはもう難しいでしょう。
なぜなら、確かにこの地球という大きな船の指揮系統にあるのは、国や企業のトップかもしれませんが、その数はほんの一握り。
乗組員のほとんどはわたしたち『個人』によって構成されています。
したがって、本当にサステナブル(持続可能)な社会を実現するためには、一人一人の意識改革が必要です。
一人一人の意識が変われば、一人一人の行動が変わる。
それが最初は数人でも、何百人、何千人、何千万人と増えていけば、きっと国や企業の施策をはるかに超える影響力となるでしょう。
だからこそパルファムでは、アロマやハーブの学びを通じて、植物を大切に思う心、人を大切に思う心、ひいては地球を大切に思う心を養うことを大切にしています。
そのように一人一人が植物や人を愛する心を持つことこそが、地球の環境を守り、争いのない平和な社会の実現につながると信じているからです。