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アロマテラピーについて
- アロマテラピーとは
- アロマテラピーは、アロマ=「芳香」とテラピー=「療法」を合わせた造語で、香りによる療法=「芳香療法」という意味です。精油と呼ばれ植物から抽出した香りの成分を使って、心と身体に働きかけ、美容やリラクゼーション、健康増進に役立てていこうとする自然療法の1つです。
日本にアロマテラピーが入ってきたのは約20年前。今ではデパートや専門店で手軽にアロマグッズが手に入り、生活に香りを取り入れる人が増えています。アロマテラピーといえば、リラックスや気分転換に行う程度のイメージしか持っていない方も多いかもしれませんが、手軽でいて、その奥は深いものです。
アロマテラピーは香りが脳に与える影響と香りの成分を体に取り込むことで得られる働きを利用しています。香りを嗅いで呼吸器から入れたり、お風呂に入れて皮膚から吸収させたり、植物油(キャリアオイル)にブレンドしたものでトリートメント(マッサージ)するなどの方法があります。体内に入った成分は、人間が本来持っている自然治癒力を高めて、心身の不調を改善してくれます。精油の効能は実に幅広く、ヨーロッパではメディカルアロマと呼ばれる分野で、さまざまな治療に使われているほどです。日本でも代替・補完医療として取り入れる病院がしだいに増えてきています。
アロマテラピーでは、100%天然の精油だけを使います。ローズの精油を1kg抽出するには3tもの花びらが必要になります。たった1滴の精油に、これだけ大量の植物のエッセンスが凝縮されているのですから、その力はとてもパワフルです。自然の恵みに感謝しながら、上手に生活の中で活用していきましょう。

- アロマセラピストとは
- 「アロマセラピスト」とは、アロマテラピーに使われる香りに関する知識と、癒しを与える様々な技法を学んだのち、リラックス効果や幸福感を促進させる芳香療法の専門家で、癒しを求める方たちのスキンケアやストレスケア等のお手伝いをします。アロマセラピストは癒しのプロとして、リラクゼーションサロンはもちろん、美容・介護・医療現場や開業まで、活躍の場は広がっています。
- 植物の香りの正体=精油
- 精油は植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などに含まれる有効成分をそれぞれの抽出法を用いて採取した高濃度の芳香物質です。天然純度100%のものだけを精油と呼び、各植物によって特有の香りと機能を持ちます。精油には油という字がつきますが、油ではありません。植物油のようにベタベタもせず、ほとんどが水のようにサラッとしています。それは精油が天然の有機化合物の混合体だからです。主に炭素C、水素H、酸素Oの3つの元素が結合し、わずかな並びの違いでいろいろな香りが作り出されます。つまりは植物の香りの分子の集合体=精油なのです。元素の構造や働きによって、グループに分けられ、それぞれの成分の含有量によって、香りや作用に違いが出てくるのです。
- 香りのグループと相性
- 精油の原料になる植物の種類や抽出部位を分類し、さらに香りの特性ごとに分けていくと、7種のグループに分類できます。
下記の図で、同じグループ同士の精油や隣り合ったグループの精油のブレンドは相性がよいようです。
好みもあるので、手持ちのオイルで試してみてください。
各グループの特徴を把握し、好きな香りや心身のコンディションに合う香りを見つけましょう。
精油の効能を覚えたり、ブレンドするときには、
その精油がどのグループに属する香りかを把握しておくと、
イメージしやすくなります。
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- スパイス調
- 料理でもお馴染みの香辛料の香り。
スパイシーで刺激があり、やる気が
出てきます。体を温める働きもあります。
作用が強いので注意して
使いましょう。 - グローブ/シナモン/
ジンジャー/ブラックペッパー
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- 樹脂調
- 木の樹脂から抽出した独特の
深みある香り。傷の回復を早めたり
肌の炎症を抑える働きがあり、
ひび割れ用のクリームなどに
用いられます。 - フランキンセンス/
ベンゾイン/ミルラ
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- エキゾチック調
- アジアや中東など異国をイメージさせる
特徴的な香り。不安定な心を落ち着かせる働きがあります。
個性が強い香りが多いので、単独より
他の精油とブレンドしたほうが
うまく使えます。 - イランイラン/サンダルウッド/
パチュリー/ベチパー
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- フローラル調
- 花が原料の甘くフェミニンな香り。
やわらかさと華やかさがあり、
女性に好まれます。香りに持続性が
あり、香水をはじめとして
広い用途で使われます。 - カモミール・ローマン/ジャスミン/
ゼラニウム/ネロリ/ラベンダー/
ローズ/ローズ・オットー
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- 森林調
- 森の中にいるようなすがすがしい香り。
心を落ち着かせて安定した状態に
してくれます。無気力や気が乱れている
ときに使用します。 - サイプレス/シダーウッド/
ジュニパー/ティーツリー/
ニアウリ・シネオール/パイン/
プチグレン/ユーカリ
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- ハーブ調
- ハーブや薬草を思わせるシャープな
香り。呼吸器に働くものが多く、
気分をスッキリさせます。 - クラリセージ/マージョラムスイート/
タイム/バジル/フェンネル/
ペパーミント/ヤロウ/
ローズマリー
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- 柑橘調
- 果実のフレッシュな香り。
万人受けする香りでアロマテラピー
初心者にも使いやすい。
前向きな明るい気分にする
働きがあります。 - オレンジ/グレープフルーツ/
ベルガモット/マンダリン/メリッサ/
レモン/レモングラス

- プラナロム社精油
- 世界中のアロマセラピストに支持されている精油
- 1980年、ケモタイプ精油の提唱者であるピエール・フランコム氏により設立。植物の栽培・蒸留・分析・研究を一貫管理し、伝承だけにとらわれず現代医療とも共存できるアロマテラピーを提唱、実現しているメーカー。フランスやベルギーなど精油を医薬品として使用する国で、医師の処方する医薬品として認められている高品質な精油を製造しています。全精油に成分分析表が添付されています。
パルファムでは、無料体験レッスン、授業ともにプラナロム社の精油を使用しています。