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メディカルアロマ特集

メディカルアロマが薬剤師に人気の理由

メディカルアロマが薬剤師に人気の理由

薬剤師のスキルアップに最適なメディカルアロマ
パルファムの卒業生には、薬剤師の方もたくさんいらっしゃいます。
医療現場で薬物治療の凄さを実感されていると同時に、副作用の強さなどその限界も感じていらっしゃる方も多く「西洋医学以外の何かを学び、患者さんの役に立てないか」とメディカルアロマを選ばれる方が多いようです。
パルファムで学び、その後、講師をしながら薬剤師の仕事も続けている本多先生に、なぜメディカルアロマは薬剤師のスキルアップにつながるのか、ご自身の経験も踏まえ、語っていただきました。

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◇メディカルアロマとの出会い◇
大学卒業後、薬剤師として十数年働いていく中で、スキルアップとして何か専門的な資格が取りたいと思い、色々調べていたところ見つけたのが「メディカルアロマ」でした。最初は、漢方や生薬に興味があり、その方面の資格を調べていたのですが、アロマはよい香りによる癒しだけでなく、植物の薬理成分の作用を健康管理や症状の改善に利用する科学的な「療法」だとわかり、勉強してみたいと思いました。中でもNARDは「メディカルアロマ」の代表格で、人体への作用や化学的な方面から精油について理論的に学べる点も魅力的でした。

実際に学び始めて一番驚いたのは、自分が思っていたよりも「効果がある」ということです。「好きな香りで癒される…」位に思っていましたが、嗅覚を通して脳を直接刺激するというメカニズムを学び、香りを嗅ぐだけで自律神経やホルモン系などに作用できることに大変驚きました。薬なら、飲んだり塗ったり、点滴で体に入れたり、体に投与しなければ効果がありません。それが嗅ぐだけで作用するですから、凄いと思います。薬でホルモンの治療をする場合は足りないものを補ったり、逆の作用を持つホルモンを補う方向でのアプローチが多く、ホルモンは微量で働くため、効果と共に様々な副作用が出るものが多いのが実情です。「アロマで薬を使う一歩手前の不調をケアできたらとても有用なはず」と期待を感じました。

薬学の基礎で学ぶ有機化学が、精油の化学構造と同じことも大変興味深いと思いました。精油は薬と違い、科学では捉えきれない部分があります。精油は複数の成分が混ざっていて、さらに単純にその成分の比率と効果が比例する訳ではなく、それぞれに特徴があり、数字だけで理解できるものでもないところに、自然や植物の凄さのようなものを感じ、面白さを感じました。

メディカルアロマが薬剤師に人気の理由

◇患者さんへのアドバイスにアロマを活用◇
アロマテラピーを学んだ後は、私の仕事に広がりが生まれてきました。患者さんとの会話は薬の話がメインではありますが、薬物治療だけでは満足した効果がなかったり、それ以前に生活習慣に問題のある患者さんからは様々な相談を受けます。ストレスケアや過食、禁煙、不眠、不安などのコントロールの方法の一つとしてアロマの話をすることもあります。薬で良くならないと「これ以上どうにもならない」と落ち込んだり、不安に思う人も多いので「違った方向からのアプローチもありますよ」と話すと治療に前向きになれる方もいます。

例えば、ご主人の介護に疲れ切っていて、ご自身の体調も良くないという患者さんがいらっしゃいました。気分転換やリラックスにアロマを薦めたところ、「香りを嗅いでいるとちょっとしたリラックスになるんですよね。気持ちがだいぶ楽になりました」と感謝されました。
また、不安症で睡眠薬を飲んでも眠れない患者さんには「朝はしっかり光を浴びて、夜は入浴+アロマなどでリラックスするといいですよ」とアドバイスしたところ、「前よりよく眠れるようになりました」と報告をいただきました。心因的なケアにアロマを使う場合は、気軽にできる割に効果が大きいと感じています。

アロマは薬局や病院の環境改善にも威力を発揮します。冬場は薬局の待合室で感染症予防に抗菌・抗ウイルス作用のある精油をディフィーザーで焚いています。「すごくいい香り」とか「家でもやってみたい」といわれる方が多く、実際「風邪をひきにくくなった」と喜んでいた方もいらっしゃいます。病気や薬の副作用で免疫が落ちている患者さんは、感染症予防に興味がある方が多く「今日は何の香り?」と毎回聞いてくる方もいらっしゃり、大変好評をいただいています。

◇予防医療や不調の改善にメディカルアロマを◇
日本は高齢化社会を迎え、これから病院のベット数も年々足りなくなり、高齢者のケアは在宅治療が中心になっていきます。在宅では医師や看護師の協力が得られれば、アロマテラピーは治療のサポートに使えると実感しています。
薬局としてもこれからは「かかりつけ薬剤師」として、一人の患者さんのすべての薬、病歴を管理・把握し、その人の生活に合わせた指導やアドバイスをすることが求められます。そのような中で、自分が担当する患者さんの中でアロマに興味のある人がいれば、予防医療やちょっとした不調の改善にアロマを取り入れることで、患者さんの生活をよりよいものにし、結果として信頼していただけたり、治療への満足にもつながるのではと感じています。

とはいえ、自分もそうでしたが、スクールに通いたくても時間がなかなかとれないという方も多いと思います。パルファムならフリータイム制で、仕事が不規則だったり、なかなか時間が取れない方でも、自分の都合に合わせてスケジュールを組めるため、融通がきき、通いやすいと思います。

薬剤師の方にとっては、NARDが一番人気ですが、ほかにもJAA AEAJ ハーブ トリートメントなど、総合的に学べる選択肢があるのも、パルファムの魅力です。 授業は少人数制でアットホームな雰囲気ですから、他の生徒さんと気軽に交流でき、「日常、こんな風に精油を使ってる」と情報交換したり、同じ授業で学んでいても全く違うブレンドをする生徒さんがいて発見があったり、仲間たちからの学びも多く、何よりとても楽しかったというのが私の印象です。

今、薬剤師をしていて将来を見据えたスキルアップに何か学びたいと思われているのであれば、ぜひ、メディカルアロマを検討してみてください。

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パルファムには、あなたのキャリアアップを応援する体制を十分に整えています。実力ある講師とともに、一緒に学んでみませんか。